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棚場の再構築

すっかりご無沙汰しておりました。
自動潅水装置SALZの開発に一区切りついた昨年秋、引越しの話が急浮上し、諸々の手続きに奔走しておりました。ようやくメドがつき、棚場の再構築ができるようになってきましたので、その様子をお知らせいたします。

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憧れのスロップシンク

すべてはここからはじまりました。スロップシンクのある物件、バルコニーに外水栓や外コンセントがあり、日当たりのよい物件を探しておりました。希望の物件が突然現れました。ご縁あって、庭付きの物件を手に入れることができました。

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購入時の専用庭

元のオーナーさんも園芸好きであったご様子。きれいに手入れされていた感じでした。間取り図を眺め、植栽のプランニング、庭のゾーンニングなど考えました。

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最初に樹木の抜根(ばっこん)にチャレンジしました。隣地との境界が広く、そこにも樹木が植わっているので、自分の家には樹木は不要と考えました。抜根作業は一か八かの世界で、もし、抜根できなければ、切り株が残ります。幹の径が5cm程度でしたので、1m程度で幹を切り、幹の周囲直径50cm程度にショベルを入れ、根を切ります。2人掛かりで幹と根を動かして、抜根できました。

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抜根後の様子

我が家には以前よりコンクリートレンガがありました。棚場の足として積み上げていました。そこそこ大量にあり、正直なところ、処分に困っておりました。

なんとか有効利用したいと考えていた所、近所の小学校で、カラーレンガをきれいに敷いている様子を見て、参考にしようと思いました。

調べてみると、レンガの敷き方にもいろんな種類があり、ハーフバスケットウィーブを試してみることにしました。セメントレンガのチープさをごまかすために、薄く2種類の着色を施し、3色パターンを作りました。

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Googleスプレッドでイメトレ中

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テストパターンを作成中

試しに並べてみたところ、なかなか良い感じで仕上がっています。

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地面を10cmほど掘り下げ、ブロックを叩きつけ、地固めをし、防草シートを張り、その上に砕石、砂を敷きました。元のオーナーさんが残していったレンガもここで使ってしまいます。マンションの管理規約上、モルタルやコンクリートを用いた固定はできないので、砂ぎめという方法でレンガを敷くことにしました。

ここでのポイントは水平をいかに出すかです。調べてみると、水準器や水糸を使って水平を出すようにされているのですが、素人では、水糸を水平に張ることもできません。結局、手ごろな目安、今回はマンションのタイルの目地を参考に水平を見ることにしました。

最初、5袋砂を買ってきましたが、敷き詰めるとあっという間になくなり、追加でまた5袋買ってきました。砂の層がある程度ないと、レンガの高さを上手く調整することができません。

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相当数あると思っていたセメントレンガもこうやって敷いてみると、それほどないことが分かりました。まあ、最後は棚場の下に隠れるところなので、レンガの違いをそれほど意識せず、敷いてみることにしました。

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手持ちのレンガを組み合わせ、水平に注意しながら敷きます。隙間に砂を流し込み、ほうきで掃いて詰めていきます。さらに、シャワーで優しく砂を流していきます。

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なんとか棚場を再構築することができました。

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3色に塗り分けたセメントレンガ。実際に敷いてみるとほとんど違いがなくなります。左側のレンガも同じように敷きました。テラスとレンガ敷きの間には黒竜を植える予定です。春になるまでポットの状態で管理しています。

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リフォーム工事のついでに水栓を増設してもらいました。自動潅水装置、ホース、スロップシンク用です。

自動潅水装置はタイマー式のもので、引っ越しの前後で、先に移動させた鉢植えの面倒を見るためのものです。外水栓をどのように使うか考えるのが楽しいです。

#bonsai #盆栽 #スロップシンク #レンガ

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