![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52581793/rectangle_large_type_2_91fd012c5c56acc5fca965ba1f9d6c6c.jpg?width=800)
【かんすい升製作日誌】モニタリング5-あれから一週間経ちました。
先週末、手持ちの素材でモニタリング装置のケーシングについてあれやこれや工作していました。
うまく行ったかに見えたケースですが、工作ベタの私の思い付きでは思い通りにコトは進みません。
一週間経ち、装置のテープがじりじりと剥がれてきました。
また、もう一つ気になるのが、温湿度計の値です。
・湿度計が100%を超える数値が表示される。
・気温が高めに表示される。
・温度と湿度のグラフが対称になっているような感じがする。
湿度計が100%を超える数値が表示される。
については、もう少しあとでも良いです。なんだか根が深い気がします。
気温が高めに表示される。
これはやっぱり、ケーシングの問題ではないかと思っています。
温度と湿度のグラフが対称になっているような感じがする。
これについては、Ambientで温度と湿度の関係についてグラフ化できるので、やってみました。
弱い負の相関があるようなないような。。。
久しぶりにTableauを使って調べました。
相関係数を求めてみると、-0.6ということでした。まあまあの相関です。ですが、思ったよりはばらけていました。プロットがもっと一直線に並ぶと思っていました。
というわけで、ケーシングを見直したいと思い立った訳です。
屋外用で、防水、耐候、耐熱に優れた安くて手に入りやすいケースということで、いくつか候補となるものを手に入れました。
ブレーカーボックス
ジョイントパックン
アジャストケース
ジョイントパックン!なかなかナイスなネーミングで、機能も素晴らしい。これぞ今まで探していたケースだと思いました。が、基本屋内用で耐候性に難ありです。今回はこちらは見送ることにしました。いつかどこかで使いたいアイテムです。
ブレーカーボックスを用いることにいたします。
ここに装置類を納めていくのですが、これがなかなか難しくて、うまくまとまってくれません。
マイコン、基板、センサー、USBケーブル、USBアダプター、コンセントなのですが、USBアダプターとコンセントがまっすぐで融通が利かず、場所を取ってしまいます。USBアダプターをiPhoneのものにすることで、少し場所を稼げました。
本来、このようなブレーカーボックスは、電気工事士の資格を持った人が、配線するためのものなので、ちょっと無理があるのは仕方ありません。
今回は、もう一つ懸念していたセンサーの場所を箱の外へ追い出すことにより、何とか収めることができました。
温湿度センサーを換気の悪い箱に閉じ込めていては正しい計測にはなりません。直射日光を避け、雨に当たらず、風通しの良い環境に置きたいと考えています。おまけのような環境なので、あまり大げさにはしたくないけど、できれば、いい環境に置きたい。ジレンマです。
今回手に入れた、アジャストケースに穴をあけ、装置を入れました。予想以上の出来栄えでしばらく使ってみることにします。
あとはブレーカーボックスを少し浮かせた位置に据え付けるだけです。
前回手に入れた塩ビ管工作を改造して、一本立てにし、結束バンドで固定しました。
センサーも結束バンドで留めています。
その後のモニタリングの様子です。
折れ線グラフの中央あたりで青い縦線が入っているあたりで装置を変えました。青い線は水分計の変化の様子を表しています。
装置をいじると大きく数値が変わっていますが、本当に調べたい「だんだんと土が乾いてくる」感じをセンシングできていない様子です。
温度も直射日光がないので、今の時点では新しいケースの結果はまだ分かりません。湿度は相変わらずで、124%になってしまいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?