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発達親子の生活(回顧録・卒乳)

どうも。アラフィフおばちゃんです。
今日は、離乳・卒乳に関して書いていきますね。
「あくまでも我が家ではこうだったよ」という記事ですので気軽に読んでください。

完ミでも元気に育つ!

我が家の息子は、完全ミルク育ちです。
出産直後に酸欠状態となり、安定剤を打たれてしばらく休憩していた私。
もちろん、息子の人生初の食事(?)はミルクとなりました。

よほど美味しかったんでしょうね。母乳チャレンジ1回目にして、母乳拒否されました。
決して、母乳の出が悪かったわけではなく搾乳をすれば充分な量が出たのでしばらくは搾乳して飲ませていたのですが、直接飲ませていないとどんどん出が悪くなり、最終的には出なくなってしまいました。

当時はかなり落ち込みました。「ミルク育ちは風邪をひきやすい」とか「子どもに愛情を感じにくい」とか、今考えれば何を根拠にそんなことを言ってるんだ???というような事が常識のごとくまかり通っていたからです。

息子と外出すると「おっぱいちゃんとあげてる?」とか赤の他人から言われることもあったり、精神的にかなり追い込まれていました。
でも、本人が飲む気がないならそれはそれで仕方ない。私が悩んでたって息子が空腹になればミルクを飲ませなければいけないのだから。

そんな息子は、都市伝説なんてなんのその。
1歳になるまで病気で病院のお世話になることなくすくすくと育ちました。
ついでにミルク飲んでる息子だってとてつもなく愛おしかったし、愛情云々なんてミルクでも母乳でも関係なかったですね。

そんなミルク大好きの息子。離乳食が始まって、ひとり歩きもするようになって育児書によるとそろそろ卒乳・・・という時期になっても、全くミルクを卒業する気ナシ。
仁王立ちで片手で哺乳瓶を持ってミルクを飲んでいる姿は、もはやこのままミルクを飲ませ続けたいと思えるほど勇ましかったです(汗)

そんな息子の卒乳作戦は、まず当時大好きだったフルーツ缶詰を使用した砂糖少なめの寒天をミルクを飲む前に少しだけ食べさせることから始まりました。
寒天でお腹を少し満たしておいて、ミルクの量を減らしていきました。
その後、哺乳瓶の乳首の穴に「仁丹」を一粒詰めて渡すようにしました。もちろん変な味がするので飲みません。
それを数日間続けていたら、自然とミルクを欲しがらなくなりました。
まぁ、その時息子は2歳。
他の子よりはだいぶゆっくりの卒乳でしたね。でも、無理やり辞めさせたりしたくはなかったので、私としては幼稚園に入るまでに卒乳できればいいなくらいの気持ちでした。

我が家の息子は「大器晩成」型だから、大丈夫!

といつも、自分に言い聞かせていました。そうしないと知らない土地でのほぼワンオペ育児に潰されてしまいそうだったので。

子どもは育児書通りには育ちません。これは断言できます。
育児書通りに育たなければ「おちこぼれ」なのか?

そんなことは絶対にありません。

育児書通りに育たなくても、ゆっくりでも障害をもって産まれてきても大切な我が子です。
ママがイライラしてたり、泣いてたら赤ちゃんも悲しくなってしまうと思うんですよね。
周りの声や育児書に流されることなく、愛情を持って自分流の育児をしてみてもいいんじゃないかなぁ。

あの頃の私に、そう言ってあげたい。

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