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発達親子の生活〜自慢の息子〜

どうも。アラフィフおばちゃんです。

今日の記事は、タイトル通りです。
息子はASDです。感覚過敏もかなり酷く、幼稚園〜高校卒業まではほぼ不登校。
大学は、ちょうどコロナ禍と重なったせいでオンライン授業になったことで単位取りまくりで、4年でしっかり卒業。

今は、外出は近所の自販機までが精一杯でいわゆる「ひきこもり」状態です。
それでも、私の息子は自慢の息子だと私は胸を張って言えます。
勿論、喧嘩して「そんなに言うなら、家を出て1人で暮らしてみぃ!」とか言っちゃうこともありますが・・・

外出が出来ないので、在宅で働いています。でも地方都市に住んでいるのでなかなか良い仕事は見つかりません。
そんな中、息子は外資系に目をつけて海外の業務委託に挑戦し始めました。

息子は文系とはいえ言語系の学部卒ではないし、渡航経験もなければネイティブと話をする機会が多い生活をしてきたわけでもありません。
正直、大丈夫なんだろうか・・・と心配でした。

先日、クライアントのネイティブスピーカーの方とZOOMで会話している声が息子の部屋から漏れ聞こえてきました。
言語文化を専攻していた私としては、「お?いけるか?」という感じだったのですが、息子はなかなか相手に伝わらない時も何度も一生懸命にいろんな単語を駆使して会話をしていました。

あんなに、人見知りだった息子が・・・あんなにコミュニケーションが苦手な息子が・・・
どうにか在宅で働くために、母国語ではない言語でコミュニケーションを取ろうと頑張っている。

もうその事実だけで、胸がいっぱいになりました。
ここまでくるまでの間に、育児に悩み「いっそ一緒にこの世から・・・」とまで思い悩んだ時期もありましたが、息子はしっかりと頼もしく育ってくれていました。

もしかしたら「たかがそんな事で・・・」と思われるかもしれませんが、私にとっては息子が自らの足で歩き、知らない世界に踏み込んで行ってくれたことが本当に嬉しいです。

私にとっての自慢の息子。これからもゆっくりでいいから、すこしずつ自分の世界を広げていってください。
失敗は恐れなくても大丈夫。いつでもママは側で見守ってるからね。

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