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国際障害者週間とやらですね。

どうも。アラフィフおばちゃんです。
自己紹介にも書いていますが、おばちゃんは「障害者」です。先天性の発達障害と後天性の双極性障害のダブルコンボです。
あと、これは障害者とは言わないのでしょうが「狭心症」と「不整脈」と「高血圧」も持ち合わせてます。

精神福祉手帳(いわゆる障害手帳)は2級。障害基礎年金も2級でアラフィフだけど年金いただいて生活しております。それでも働かなければ生活できませんけどね。

障害について語るのは非常にセンシティブなことです。今勤務している会社は「障害者雇用」に力を入れているのですが、それは本社の方針であって実際に障害者を配属された部署は大変な状態になっているのも事実です。
障害に優劣を付けてはいけないのかもしれないですが、読み書きがかなり難しいレベルの方を「データ入力班」に入れられても、正直困ります。
おそらく本人も困っているとは思うのですが、いわゆる「作業所」に比べてずっと高い時給を頂けるので、とりあえず出社だけはきちんとする「勤怠に問題なし」な評価を受けます。
周りの健常者は、読み書きが出来ない方がまとめた資料を二次チェックして、正しく直さなくてはいけません。
これは正しい「障害者雇用」でしょうか?
やはり「適材適所」ってあると思うんです。今、私につきまといをしている方も「障害者雇用」です。その事を理由に私にあまり付きまとわないように直接的には注意をしてくれません。「実害はないんだよね?」といわれるだけです。つきまとわれてる私も障害者なんですけど。
「つきまといくん」はやんわり注意しても全く理解できません。PCも出来ません。電話対応も出来ません。
しかし「勤怠」については、もう二重丸状態です。

障害者として生きていて、「障害者の敵は必ずしも健常者ではないんだよな」と感じます。
私は幼い頃から「擬態」を身に着けていて人前では「陽キャ」を演じられるので、仕事を休みがちだったり時短勤務であることを周りの方は「病弱なんだな」と誤解していることもあります。
同じ「障害者雇用」の人からも「仕事が出来るのに、障害等級おかしい」とか言われたりします。
それは単に今の仕事内容が私に合っていただけであって、ズルをしているわけでも何でもないのに、勝手に敵対心を持たれたりします。

私は文字入力は出来ますけど、基本的なPC操作はほぼ出来ないですし、47都道府県も言えませんし、2桁以上の暗算も出来ません。
小説は読めるけど、漫画は読めません。なぜなら縦にまっすぐ進まないから。読めるのは4コマ漫画だけです。
カーナビ利用しても迷子になるし、地下道は何度か違う場所に出ます。
耳からの情報だけでは理解できないので、できるだけ紙に書いて説明してもらったり自分でメモを取ります。しかし、私の書いたメモは他者には読めないらしいです。

障害者と健常者は違うんですよ。健常者の方は「助けてあげたい」とか思うのかもしれませんが、障害者の中には健常者よりも優れている人もいるんですよ。頭の中ではきちんと出来ているのに、生まれつきの不器用さで再現できなかったり、言語能力が若干劣っていて伝えることが出来なかったり。
健常者が「十人十色」なら、障害者も「十人十色」です。
確かに「合理的配慮」を必要としなければいけない事もたくさんあるけれど、それはきっと健常者でも同じことだと思うんです。

「障害者」は必ず劣っているわけではないと思います。もちろん、社会に1人で出すのは危険な障害者がいることも事実ですが。
「障害者週間」とかいうのなら、A型・B型の作業所の現状を改善してください。
一般企業でも働ける障害者。作業所で働く障害者。今はその待遇に差がありすぎるため、就労支援所が「挨拶」と「勤怠」の大切さだけを教えこんで、技術力のない障害者を一般企業にねじ込み「障害者雇用」の印象を悪くしているのが実態です。

「障害者」は安い賃金でもいいだろう。どうせ手厚い福祉受けてんだろ。とか思ってる方がいたら大間違いです。賃金安い上に、福祉もそれほど受けられないです。

長文なうえ、愚痴まみれな文章で申し訳ありません。
「〜週間」とか銘打って、その時だけちょっと何かアクション起こしてみてすぐに元通りになって「だから障害者雇用は嫌なんだよね」とか言われる生活ももう5年以上になるものですから・・・

自ら好んで「障害者」になった人なんていないんです。このnoteを読んでいるあなたも、いつかなにかの拍子に「障害者」になるかもしれないんです。
こんな間抜けたネーミングの日を設けるくらいなら、もうちょっと他にやることあるんじゃないんですか?政治家さん。
まずは、議員全員の給与減らして毎年支給額が減っていく「障害年金」の金額アップとかね。

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