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「相手を油断させる」というアイディアの価値と、その実践例。"くそ真面目"を克服し、装う力を身につける。

油断させろ

あらゆる勝負に当てはまる必勝法がある。

それは「油断させての不意打ち」だ。

意表を突く。
油断を突く。
こういった考え方だ。

キングダムの名将李牧もこう言っている。

強き武将が足をすくわれる時
そこには必ず"油断"があります
私などは戦う時 相手を油断させることに力を尽くします

準備できていない瞬間に、攻撃を当てる。

格闘技でKOに繋がるのは「強いパンチ」ではなく、「見えないパンチ」だという。

見えないパンチとは、予備動作が少なかったり、中心視野の外側から打ち込まれるパンチのことを指している。
予測できておらず防御態勢が取れていないからこそ、比較的軽い攻撃でも大ダメージになる。

「暗殺」とは夜中に行われることが多いだろう。
睡眠とは油断した状態の極みであり、防御態勢を取れないからだ。

屈強な大男であっても、寝ているならば子どもの力でも暗殺することができてしまう。

対人戦の考え方として、まともにぶつかり合うことを第一にしてはいけない。

まずは
「こちらが集中していて、相手は気を抜いている。」
という状況を攻めることを考えた方が良い。

さらに言えば、相手が気を抜くことをただ待つのではなく、こちらからその状況を作り出すような努力もすべきだろう。
つまり、相手を油断させるアクションを積極的に起こせということだ。

ここから本題。
バスケットボールにおける、相手を油断させるアクションをいくつか紹介していこう。

油断させるアクション①


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1,642字

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