教育とは何か。バスケコーチによる子どもたちへの教育とは。
教育と聞いて思い浮かべるものはなんだろうか?
大人になるための必要なこと
保護者の義務
何かを教えること
教育とひとくちに言っても、さまざまな捉え方がある。
ただ、おそらくあらゆる教育に共通するのは、教育する側が教育される側に影響を与えようとするという構造だ。
そうなると、教育する側には「教育対象にどうなって欲しいのか」という像が求められる。
だから、教育は難しい。
我が子にどうなって欲しいのか?
これはそう簡単に決められることではない。
どうなれば正解なのかは中々分からない。
どうなって欲しいのかって、大体の親なら「幸せになってもらう」が最優先だろう。
つまりこの問いかけには「人はどうなれば幸せなのか」という更なる問いが含まれている。
教育する側は「自らの人生での試行錯誤の末導き出した幸福の獲得方法」を答えられなければならない。
そこから逆算する形で、具体的にどんな能力が必要で、それを身につけてもらうためにどんな体験をしてもらうかというデザインを行う。
これが(私にとっての)教育だ。
では、バスケコーチという職業に特化してこのトピックを考えよう。
バスケコーチにとっての教育とは何か。
バスケコーチが子どもたちに「どうなって欲しい」のか?
〜ここからは私のポリシー〜
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