「ICHI」

ICHI を鑑賞
2008年公開 曽利文彦 監督作品

前情報なくただ何となく観てみようかなと思ってだったので、
「座頭市」の女性リメイク版だということを後から知った

といってもその「座頭市」も観たことが無いので別に何ということもないのだが

主演の綾瀬はるかは瞽女と呼ばれる盲目の女性という難しい役柄だったと思うが
イメージに無い、笑顔を見せない孤独で強い女性の姿を見た

加えて、アクションのイメージも全く無かったので意外だった
盲目なので殺陣でも相手に焦点を合わせることなく動かなければならず、とても難しいと思う
動きや表情も綺麗で、新鮮に映った

ただ、豪華なキャストが揃っていたと思うが、
敵役とされる「万鬼党」の面々がコスプレっぽく少々チープに感じた
映画自体は重めの設定なので、笑い所なのかそういう訳では無いのか少し反応に困った

そして少し情けなくて、でも男らしい役を演じる大沢たかおがかっこいいなという印象
優しくてお茶目な役がとても似合う

時代劇と言えど、古臭くなく、時代背景の知識がそこまでなくとも楽しめる映画だと思う

愛が見えたら、きっと泣く。

(※画像はワーナー・ブラザーズ公式サイトより引用)