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#好き032 SEKIRO

日本が世界に誇るゲーム制作会社FROMSOFTWAREによるアクションゲーム。2019年のGame of the Yearを受賞。GOTYの受賞がいかにすごいことであるかは、DEATH STRANDINGの記事で書いた。

生涯でSEKIROほど真剣に向き合ったゲームはない。たかがゲームではあるけど、されどゲームなのである。それだけ真剣に向き合う価値を感じさせてくれるゲームはそうあるものではない。(言ってること、キモイ)

SEKIROFROMSOFTWAREが得意とする、いわゆる「死にゲー」または「フロムゲー」と呼ばれるジャンルの代表作の一つだ。それらに共通する特徴は、非常にストイックなプレイヤースキルが求められこと。課金やレベル上げ、難易度設定の変更なんかで、先に進めるわけではなく、ただ実直に挑戦をし続ける以外には手段がない。一見、理不尽としか思えない難易度の連続なのだが、挑戦を繰り返すことで、最終的には不可能としか思えなかった高い壁を乗り越えることができ、それにより得られる達成感が特別な体験となる。

FROMSOFTWAREのすごいところは、その絶妙なバランス感覚に尽きると思う。ただ理不尽に難しいゲームは世の中にいくらでもあるが、それとは一線を画してる。自転車の乗り方を覚えるのと同じように、コツをつかんでしまえばどうということはないのである。
再びキモイことを言うようだが、FROMSOFTWAREプレイヤーがその壁を乗り越えてくれることを信じていて、プレイヤーもその壁が理不尽なクソゲーの壁ではないと、FROMSOFTWAREのことを信じてる。その信頼関係があって、はじめてフロム「死にゲー」が成り立っているのである。(と、勝手に思っている。)

ちなみに、FROMSOFTWAREには、ダークソウルエルデンリグ(2023年のGOTY)などの神ゲーが他にもあり、どれも最高である。(何なら、エルデンリングのDLCは、今現在も私の睡眠時間を削り続けている)
SEKIROは、日本が舞台だから、魅力的なセリフも楽しめるのもいい。葦名弦一郎(愛着を持って、ファンから弦ちゃんと馬鹿にされている)の声優をきっかけに、津田健次郎が好きになり、尾形百之助にも一目を置くようになった。

たかがゲームではあるが、されどゲームである。
私が採用面接などで面談をするとき、もしもゲームが趣味だと言われたら、どんなゲームが好きなのかを聞く。そして怨嗟の鬼を倒したというなら、その胆力を評価しよう。でも、マレニアメスメルをノーダメで倒したというなら、その精神性はトラブルの元になるかもしれないので距離を置くことにする。


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他にも、これまでの人生で私が特に好きだと感じたものを記事にしています。一覧だけでもぜひ見てください。


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