先日、記号接地のことを記事にしました。概念を形成するためのヒントがたくさんあり、記号接地にヒントがあることがわかりました。
今井(2024)は、次のようにまとめています。
また、「生きた知識」を身につける方法も詳しくまとめています。
私はこの5つの段階の中で「スキーマの修正」が最も難しいと考えます。スキーマはこれまでの生活経験などに基づいて形成されます。自分と隣の友達のスキーマは異なります。だからこそ、学校という場で友達と交流し学ぶのでしょう。交流の場で誤った考えをどのように取り扱うか、志田(2024)の取組が参考になります。
スキーマの修正は容易ではありませんが、自分の考えが通用しないとなると、間違っていることが受け入れやすくなるのではないでしょうか。