箱の形①

算数の最後の単元である『箱の形』の授業を振り返ってみます。

予め、家から箱をたくさん持ってきてもらいました。

大小様々な箱があり、子どもたちも興味津々です。

しばらく箱を観察する時間をとります。

その後、子どもたちに『選んだ箱と同じ箱を作ろう』と投げかけました。

宝物入れづくりも考えたのですが、上記の発問でいくことにしました。

ですが問いかけが悪く、子どもの中でイメージする箱がバラバラになってしまいました。

中には箱をばらして組み立てようとする子もおり、発問はしっかり考えないといけないと改めて感じました。

そこで『選んだ箱と同じ箱です。箱を開けてはいけません。』と付け加えました。

どうやって作ろうかと考えると、
『紙にうつせばいい』という声を取り上げました。

実際に紙に写す様子を投影機で子どもたちに見せます。

そして『これで箱はできるよね』と聞きます。
それはそうですよね!
全員が『できるわけないよ』とつっこみます。

その上で『何枚でできるか』と尋ねました。

『4枚だよ』
『6枚だよ』
『8枚だよ』
『えっ、何で?』

子どもの中でズレが生まれました。
解決したいと思っているようですが、時間が足りません。

前段の箱の観察に時間をかけすぎてしまいました…

この時間は何枚かをペアで選び、画用紙に写しとるところまでとなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?