夏休み読書3冊目

今日で7月も終わりです。夏休みらしいことが全くできていません。強いていうなら、普段はなかなかすることができない「平日にショッピング」「毎日お弁当」くらいですね、新しいことを始めるときは力がいると思います。しかし、軌道に乗ってくると自然になりますね。習慣化するとでも言うのでしょうか。あれだけしかなった筋トレが3日続いています、夏休みの間だけでも習慣化してくれるといいのですが・・・

夏休み読書3冊目

「授業を変える言葉とかかわり方 算数授業を子どもと創る」,森本隆史,東洋館出版社

○読む目的
以前から「言葉」に興味があった。発問や問い返しなど、教師が発する言葉ひとつで授業が良くも悪くも変わるからだ。森本先生は「言葉」をどのように考えているのか気になり、本書を読むことにした。

○感想
 「教師が使っている言葉に対して、どんな子どもが反応しているかについて、わたしは日頃から考えるようにしています」この文章が一番心に響いた。授業において「発問・問い返し・指示」など、自分では意識しているつもりだった。しかし、まだまだであることが分かった。自分が発している言葉の多くは、全体に対してぼんやりと投げかけている言葉が多いと感じた。ペアや全体での交流をすることで、学びの足並みを適宜揃えるようにはしてきたと思う。でも、本当の意味で学びの足並みは揃っていなかったのではないかと思う。筆者が述べているように、困っている子ども・分かっていない子どもをもっと大切にしなければいけないと感じた。

 本書の中に「ミニ先生システム」について述べてある部分があった。私もよく用いるのだが、私が用いてる方法は誤りであると思った。「できる子→わかっていない子に教える」この構図が続くと、授業の中で上下関係ができてしまうと思った。分からない子が聞きに行くシステムは、こういった関係を崩し、人間関係がより良くなると感じた。夏休み明けから取り組んでみようと思う。

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