箱の形②

前時に「これは何個で箱が作れるかな?」となっていたので、続きからスタートした。

「これ」とは面のことである。

まずは面という用語を教えた。教えるべきことは、しっかりと教えなければならない。

そして、子どもたちに予想を聞いてみた。

T 面は何個で箱が作れる?

T 4個

C (誰も手を挙げない)

T 6個

C (全員が手を挙げる)

T 8個

C (誰も手を挙げない)

全員が6個に手を挙げたのには、正直驚いた。そこで授業プランを変更することにした。

T そうか、6個でできるんだね。これでできるよね?

そこで上記の展開図のようなもの?を提示した。

直方体の方は「い」を変な向きにつけることで、辺に目を向けさせることをねらった。

立方体の方は、向かい合う形に目を向けさせることをねらった。

辺の長さには自然と目が向いたが、向かい合う面は誘導的な発問になってしまった。

その後、ペアで箱を作る時間を多くとった。ほとんどのペアが時間内に箱を作ることができた。

1まい1まい切り離したものをつなげるグループ。

展開図で一気に仕上げるグループ。

子どもたちなりに考えて面を写し取っていたことが分かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?