闘い続けます

前回の記事で書いたが、私は悩んでいた。困っていた。もがいていた。落ち込んでいた。
「どうしたら、この現状を打破できるのか・・・」
「何番目・何人、この小単元がこんなに難しいなんて・・・」

みなさんは困ったときどうされるだろうか?
・相談する
・気分転換する
・調べる
いろいろと方法はあると思う、私の場合は本を読むだ。
自分の困り感は毎年異なる、子どもの実態によるからである。
これまで読んできた本は、生徒指導・授業への全員参加・算数・学級経営・話し方と多岐にわたる。

自分の困り感を自覚し、書店で本を探していると、目につく本がある。
そういった時に手にした本は解決の糸口を示してくれることが多い。
今回目にしたのは、
「国語・算数の初歩でつまずく子への教え方と教材」
「通常学級で役立つ算数障害の理解と指導法」
この2冊であった。

算数障害とは「数字の概念・数値・または計算を習得することの困難さ」「数学的推論の困難さ」であると示されていた。
あまり耳にしたことがない言葉ということもあり、読み進めていくうちに自分の知識のなさが分かってきた。圧倒的に特別支援教育の知見が足りないと感じた。
平成24年12月文部科学省調査によると、「公立の小・中学校の通常の学級において、学習面または行動面において著しい困難を示す児童生徒が6.5%(推定値)程度の割合で在籍しており、これらの児童生徒以外にも、教育的支援を必要としている児童生徒がいる可能性がある。」と示されている。

学生の頃、勉強しようかなと思っていた特別支援教育。
講義を受けて、「これは難しい」と感じた特別支援教育。
現場に出て特別支援教育の知識の必要性を感じる、今年度はこれがテーマでもいいのかなと思い始めてきた。
学んでいきたいと思う。

参考文献
国語・算数の初歩でつまずく子への教え方と教材,栗本奈緒子,学研教育未来,2020
通常学級で役立つ算数障害の理解と指導法,熊谷恵子・山本ゆう,学研教育未来,2018

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