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20. 輸送時の問題

数年前、米国ロスアンジェルス空港で、電池(リチウムイオン電池ではありません。)の輸送貨物を取り扱い中、誤ってフォークリフトを荷物に突き刺し、電池が炎上する事故がありました。


このような事故を契機として、電池の航空機輸送に関して、規制が厳しくなり、安全性の証明を添付しないと輸送ができなくなってきています。

規制内容については国連が要求される安全性の確認試験内容などについて、航空輸送業界に勧告を行い、IATA(国際航空輸送協会)がそれを受けて、規制を行っています。


もともとリチウム1次電池を対象として電池に関する輸送の規制をしていたものが、リチウムイオン電池の発展とともに、使用数量、輸送数量も飛躍的に伸び、リチウムイオン電池のリチウム含有量を等価リチウム含有量という概念を導入して、規制対象に加えた形になっています。

リチウムイオン電池を航空輸送する場合、事前に運送会社や航空会社に相談することをおすすめします。


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*2006年当時のお話をもとにしております。

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