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おなかよわよわ民、腹巻きをする

昔からお腹が弱くて困っている。

おもしろいと評判の映画を見に行っても、いつお腹が痛くなるのか心配で映像に集中できなくて、「お腹が痛くなったらどうしよう」とかいう心理的プレッシャーでお腹が痛くなる、そんな人生を歩んできた。

お医者さんにいったら過敏性なんたらかんたらみたいな診断が下るのかもしれないけれど、そんなめちゃくちゃ困るほどでもなかったので、ヨーグルトとかビオフェルミンとかで日々の胃腸の改善に賭けていく生活。

その延長線上で前から気になってた腹巻きを買ってみた、という話。

正直、腹巻きってあまり良い印象なかった。
ダサいとかそういうの以前に「腹を圧迫する」って時点で逆にお腹に悪いんじゃないかという懸念。

まあダサいというのもメチャクチャあった。
(バカボンのパパの印象が強すぎる)

とはいえ買ってみた。意外と罠になってるのが、どこから腹巻きを通すのかがわからないという問題。
腹巻きって名前の通りお腹の部分に巻くんだろうと思ってたけど、今回買ったグンゼの腹巻きはすでに筒状になっていた。

上か下から体を通さないといけない。

シャツとかは当たり前に頭から通すし、ボトムスは当たり前に足から通す。
腹巻きって名前の通りお腹のへそのあたりに巻くわけで、上からも下からも同じくらいの距離にある。

どうやって巻く?

考えた。
腹巻きはシャツの下に配置されることを考えれば、シャツと同じく上から通すのが良さそうだ。
そう思って、腕を上げて上から通してみたら、肩の部分を通そうとしたところで繊維が切れるような嫌な音が鳴った。

たぶん下から入れた方がいいのだろう。二分の一を外した。

さて、なんだかんだで腹巻きをつけてみたら、やっぱり圧迫感があるなという感じがする。
本当にこれでお腹を守れるんだろうか。

そんな疑念を抱きつつも数日着けてみたら、
これが

めっちゃいい。

お腹守られてる感が半端ない。

お腹の根本的な健康に寄与しているかはわからないのだけど、冷房の風がすーっとお腹を過ったときに、ぼんやり浮かぶ不安感が全くなくなる。

「ちょっと痛いような気がするなー」みたいなもやもや感も消えて、「痛い」or「痛くない」の二択になる。

わかりにくいかもしれないけど、これがすごい助かる。

自分にとっては「痛い」状態よりも「あ、これから痛くなりそう」って思ってる時間のストレスがイヤだったから、これがなくなってくれただけでQOLがめちゃくちゃ上がった気がする。

まあ、着け始めてまだ数日だから、これが継続してくれることを祈りたい。夏場になると、暑くて着けるのがつらくなってくるかもしれないけど、建物入ったときに冷房でお腹痛むことのほうが嫌な感じはするので、継続着用できるんじゃないかなって感じ。

腹巻き、今のところオススメ。


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