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[企業業績研究]JAL(2022/12)

JNTO(日本政府観光客)から11月の訪日外客数の推計値が出ました。9月からほぼ倍々できており、コロナからのV字回復の傾向が見えてきています。コロナ前の2019年まではインバウンド需要を大きく受けてきたJALの今後の利益の見通しについて考えてみます

JAL22年度の業績回復状況

22年度(23年3月期)は期末にコロナの影響があった19年度レベルまで業績は回復してきている。7‐9月は国内線75%、国際線40%まで旅客数が回復しているそうで、株価には23年度以降のさらなる回復期待を織り込んでいると考えられる。

国際線航空需要の見通し

10/11に水際対策が緩和され、訪日旅客数の回復傾向が見られる。航空需要も足並みをそろえて回復すると思われる

今後の航空需要を考える

コロナを気にしないムードの広がりで国内線・国際線とも需要は回復が進むと見られる。需要回復の最後にして最大のピースは19年に全体の3割を占めた中国からの訪日客の動向で不透明感は非常に強いが、23年には一定回復するか

参考資料

https://www.jal.com/ja/investor/

https://minkabu.jp/stock/9201/chart

https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/

https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/20221221_monthly.pdf







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