南場智子の本気

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

「新しい資本主義」の実行計画のキーパーソン

経団連副会長のベイスターズのオーナー南場智子は政府が6月7日閣議決定した「新しい資本主義」のキーパーソンと言われます。起業マインドが低く、個人投資に消極的な日本では起業意欲が少なく経済の衰えが激しくなっています。起業のハードルを下げるためにDeNAは2019年にデライト・ベンチャーズ(東京・渋谷)を設立しました。DeNA社員などから起業家候補を募り、ともに事業計画を練って会社の立ち上げを手伝います。DeNAでは起業志望の社員がいれば進んで背中を押します。「将来提携したり、一緒に大型プロジェクトを手がけたりできる。失敗したらDeNAに戻ってきてもいい」という企業風土は一度辞めたら同じ会社に復帰することを許さない日本の風土では珍しいです。


#日経COMEMO #NIKKEI

ベイスターズの負けに人一倍悔しがる南場オーナー

ベイスターズのオーナーである南場は定期的にベイスターズの経営状況、そしてチーム成績について報告を受け、改善の施策を常に受けます。その施策がデータ的におかしければ厳しい指導があります。利益を生み出すという意味では順調に10年間成長したベイスターズですが32,000人の観客を満員にするためにはチームの勝利が必要だと南場は考えます。「5年で優勝」が達成できず契約満了で退社した池田社長のように約束の期日までに結果が出せなければ南場は厳しい判断を下します。データ的な裏付けがない戦力補強(投資)は許されず、データ通りに行かなかった場合、その理由をデータで求められる厳しい世界です。基本的に個別の戦力補強やチーム運営には口を出しませんが「大事なのは計画と結果と修正」ということをベイスターズの球団幹部は厳しく求められます。

優勝に足りないもの

ビジネスの世界では結果を出してきて規模ではなく、収支の質という世界でDeNAを大きくした南場オーナー。ベイスターズを軸にしたスポーツビジネスの中で優勝というピースが欠けています。球団の専務である三原は今季も「なぜBクラスで低迷しているのか?打開策は?」と常にオーナーに求められています。優勝に欠けているものについてデータ的な裏付けがある説明ができているのか?中身はわかりませんが15分とか短い時間で経営判断ができるわかりやすい資料を作る球団幹部には頭が下がります。

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