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ケガ防止のためのプレー

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

権藤元ベイスターズ監督の意見

オースティンが全力プレーでケガする姿にSNSのファンの中には「全力プレーはケガするから手を抜いてプレーしろ」と言う方が多かったです。私が反論するとボコボコにされました。ただ権藤元ベイスターズ監督のコラムを見てケガをしない主力がいることの大切さ、ケガをしないための極意を感じました。権藤氏は「欠場わずか2試合のほぼ"皆勤"で三冠王になった村上宗隆と、5年連続で規定打席をクリアし、自己最多の88打点を挙げた吉田正尚。セ・パを制したヤクルト、オリックスには頑丈な柱があった。」と2022年優勝したヤクルト、オリックスの主砲について述べています。そして「いい選手だけれど、けがが多くて残念、といわれる人がいる。それはいい選手ではない。私にいわせれば、いい選手はけがをしない。」と言います。日米で長く活躍したイチロー選手を例に「長寿の秘訣は「腹八分」のプレー。外野手はフェンス際の飛球にからむ"事故"が多い。「危ない」と思ったら、イチローは利き腕でない左肩の方から体を預けるなどして衝撃をやわらげていた。そもそもフェンスに激突することがまずなかった。快足を飛ばし、最短距離で打球に近づくから、余裕があった。並の選手なら、危険と隣り合わせのいっぱい、いっぱいのプレーでもイチローはそうみせず、けがの一歩手前で止まる。これが私の言う「腹八分に医者要らず」のプレー。」と言うのです。手を抜くのではなく、自分の能力を知り、その限界を知った上で余裕のあるプレーをすることの大切さを教えてくれます。


#日経COMEMO #NIKKEI

試合で余裕をもったプレーをするには厳しい練習が前提

権藤氏は監督時代「私は横浜(現DeNA)の監督になったとき、秋のキャンプで50メートル走を40本、50本と課した。選手に体の限界を知ってもらうためだった。層の薄い横浜に故障者が出ず、優勝できたのは運がよかったのかもしれないが、そうした準備をしておくのは大事だ。」といいます。限界を知った選手がケガせずシーズンを乗り越えられるのです。ベイスターズの選手は徐々に厳しい練習が課されています。権藤氏が監督時代の練習を知るOBが戻ってきているのは大きいかもしれません。


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