レギュラー奪取森敬斗

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

仁志と石井琢朗の英才教育

森は2021年前半戦は二軍で監督だった仁志に打球方向のデータも踏まえつつ、そのときの投手、打者の状態をみて独自にアレンジする嗅覚を磨くことを教えられました。鋭い打球が抜けたと思ったら、その場所に仁志がいたというポジショニング。データ時代ではありますが、プラスアルファの嗅覚が大事であることは仁志が一番知っています。そして秋のキャンプでは短い期間ではありますが、名手石井琢朗に守備の基本を改めて教わっています。森の守備は強肩を活かした深い位置からアウトに出来るファインプレーが特徴です。しかしイージーミスも多く、ここをどうにかできれば森が遊撃手のレギュラーを獲得できる確率は高まります。

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静岡時代のライバル紅林に刺激を受ける

森は2021年の日本シリーズを見ながら「静岡出身の紅林選手は、長打が打てる打撃もですけど、やっぱりショートの守備が安定しているのがすごいですよね。捕ることも、送球も正確ですし、あらためてああいう大舞台に立つためには、守れることが重要なんだと感じました。」と語っています。オリックスにドラフト2位で入った同じ静岡出身の紅林が違うステージに行ってしまったと感じた場面でした。森は2021年一軍昇格の翌日、スタメン出場で2安打。しかも1点差の9回二死から安打と盗塁でチャンスをつくり、佐野恵太選手のライト前で一気に同点のホームを奪いました。初スタメンから五輪の中断期間を挟んで12試合中11試合スタメンで出場して、8月17日には初猛打賞の活躍など、一時はこのままレギュラーを獲りそうな空気を出していましたが、8月24日の1打席目を最後に30打席連続無安打のドツボにはまってしまいました。2021年に試行錯誤しながら攻守に悩んだ時間が森にとってプラスになりそうです。秋季キャンプではバッティングも守備でも今のままでは行き詰まるよと、これまでやってきた自分の感覚とは少し違ったやり方を教わりました。石井琢朗コーチは森の考え方を聞きながら新しい練習法を指導してくれたそうです。まずはオリックスの同年齢ライバル紅林に追いつくことを森には目指して欲しいです。

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