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NPB1/3が新監督就任

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

新監督4人中2人が昭和野球経験者

NPBではセ・リーグ阪神、広島、パ・リーグロッテ、西武が監督交代しました。このうち岡田監督、吉井監督が昭和時代のプロ入りです。昭和野球を知っているNPBの監督は阪神岡田、巨人原、中日立浪、オリックス中嶋、ソフトバンク藤本、ロッテ吉井の6人です。岡田監督は前回阪神の監督から15年ぶりの阪神監督復帰。阪神は05年岡田監督以来優勝していません。新指揮官が就任する4球団の野球は、変わるでしょう。JFKを擁して優勝した阪神の指揮を執った岡田監督は守りを重視した野球になるでしょう。オリックス監督時代には伊藤光、斎藤俊雄という捕手を懲罰降格させるなど昔ながらの野球が現代の若者に刺さるのかも見ものです。広島新井監督はコーチ経験なしですが、自ら猛練習でレギュラーを勝ち取っただけにアドバイサーの黒田氏と共に若手を育てる野球をしそうです。西武松井監督はMLBの経験、ベテラン選手として楽天を日本一に導いた経験から米球界の合理的練習と厳しい競争を取り入れて常勝西武を改めて作り直すでしょう。吉井監督の理想の監督像はベイスターズ元監督で自身の師匠である権藤博さん。MLBで体験した合理的野球と筑波大で学んだ科学的野球で、自らルーキー時に指導した佐々木朗希を中心とした投手コーチの延長としての監督をするのではないでしょうか?

#日経COMEMO #NIKKEI

ベイスターズの対応策

阪神の野球は矢野監督から大きく変わる可能性があります。青柳、西、伊藤の先発3本は安定しており、湯浅をクローザーにして岩貞、岩崎の左腕をリリーフの中心としながら守りの野球を推し進めるでしょう。ドラフトで即戦力といえる選手は1位の森下外野手ぐらいなので、トレードで日本ハムから獲得した渡邊、高濱などが新戦力として阪神の戦力となると脅威です。高濱については岡田監督が前回監督時に兄をドラフト1位で指名したこともあり、恩返しでの獲得となりました。ベイスターズは阪神の強力な投手陣を打ち返すことが課題となります。クライマックスシリーズで敗れた原因は阪神投手陣を打ち崩せなかったことに尽きます。
広島はドラフト3位で東京ガス益田、5位で大阪ガス河野、6位でトヨタ自動車長谷部とリリーフで使えそうな投手を指名しながら上位では高校生投手、内野手を指名して育成を重視した補強となっています。ベイスターズは2022年広島に対して8勝17敗と大きく負け越しています。このうち7試合が1点差負けです。ちょっとしたきっかけで勝ち越せた可能性が高かっただけに、勝負強い戦いを挑みたいところです。

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