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三浦監督複数年契約に見るベイスターズの未来

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

余計な憶測を呼ばないための体制固め

DeNAが親会社になってから中畑監督、ラミレス監督ともにはじめての契約の時は2年契約でその後は単年契約の更新でした。良い監督を呼ぶために長期契約を結んだりする球団は多いです。ベイスターズも過去に古葉監督5年契約、森監督3年契約を結んだものの途中で解任した経緯があります。途中解任だと古葉監督の場合は3年で辞めたので2年分のお金を払わなくてはいけません。森監督も2年目途中でやめたので1年分のお金を払わなくてはいけません。そういった過去の経緯も踏まえてDeNAは初回以外は単年契約としていました。実際には中畑監督4年、ラミレス監督5年とベイスターズの歴史の中では長く努めています。三浦監督は少なくても4年目までは監督をやることになります。南場オーナーが複数年契約を提示したのには、2022年シーズン前半、下位に低迷するとファンやマスコミから98年レジェンドコーチの1人石井琢朗コーチの監督昇格待望論や解説者で元中日監督の谷繁監督待望論が渦を巻きました。2022年2位になった三浦監督の体制が盤石であることを周囲に示すためにDeNAからは複数年契約を提示したのだと思います。


#日経COMEMO #NIKKEI

三浦監督の手腕

三浦監督が最も評価されるべき点はチームの生え抜きスター選手でありながら、常に選手を前面に押し出し、自分の監督の色のチームではなく、選手主導のチームであることをアピールしている点です。そしてコーチ首脳陣の意見を汲みながら、最終的に監督の責任で采配するという点でチームをまとめる才能を感じます。NPBでは監督が前面に出てきて「○○野球」などというのがマスコミも含め一般的です。名監督が就任すれば選手が魔法に掛ったように活躍して優勝すると思われてきました。そんな中で三浦監督は選手をリスペクトして、コーチと議論しながら選手起用をして、最終的に選手の力で勝ったことをファンやマスコミにアピールしてくれます。今後もベイスターズというチームは軌道修正を何度もかけながら強くなっていくと思います。軌道修正できるのは監督の柔軟性によるものであると考えます。

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