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シーズン終盤も全力で

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

タイトル争いのための悪しき習慣

首位打者争いしている選手が規定打席確保したら試合を休むというのは昔は普通にありました。2020年の佐野はケガでの欠場ですからちょっと違います。古い大洋ファンならよくご存じの長崎選手首位打者のための中日田尾選手5打席連続四球は、優勝が懸かった中日に優勝をプレゼントするような試合となってしまいました。当時のことを山下大輔氏はかたっています。「守備についた私たちに、スタンドからコインが飛んできた。シーズン最後の見せ場であるタイトル争いが尻切れとんぼでは、怒るのも当たり前。あのときのファンを責める気にはなれない。まずいことに、この試合に中日の優勝がかかっていた。我々は大敗し、中日は優勝した。長崎さんが出ても同じだったかもしれないが、大洋はベストの布陣ではなかった。中日と優勝を争っていた巨人のファンこそ、コインを投げつけたかっただろう。」と後悔の念を込めています。そして「優勝に関係なくなったからといって、勝つための最善の策を取らないのは、応援してくれているファンを無視することに等しい。」とも。


#日経COMEMO #NIKKEI

優勝でなけれな2位も最下位も同じというバカな考え

たまに「優勝でなければ2位も最下位も同じだから、優勝が無理となったら二線級の選手で戦って、主力は休ませろ」という人がいます。これはいわゆる「わざと負ける野球」「敗退行為」です。優勝が遠い後半戦で若手を試すということはあるでしょう。しかし有料で入場しているファンがいる以上、勝つことを諦めてはいけません。少なくとも試合開始前から「わざと負ける」ことを考えることはスポーツに対して失礼です。タイトル争いしている選手もケガがないのであれば、最後まで試合に出るべきだし、体調が万全な主力選手に関しては公式戦の最後まで試合に出るべきでしょう。そういう意味ではCSという制度はAクラスに残ることでポストシーズンでの試合ができるということで、より多くのチームが公式戦の最後まで手を抜かないための仕組みにはなっていると思います。この点は評価されてもいいかなと思います。

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