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オーストラリア派遣で強くなった徳山、東妻


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

批判されたドラフト2位をバネに3年目への飛躍を 徳山

高校時代から世代トップの投手と言われていた徳山ですが、大学3年まではドラフトの目玉になると言われていました。しかし大学4年で調子を落としたことで、ドラフト通からは「プロでは絶対活躍できない」と評価され、2021年最下位だったベイスターズが2位トップで徳山を示したことに対して、かなりの罵詈雑言が飛びました。高校時代からプロ入りも視野に入る投手だった徳山としては、外部の批判をバネにして1年目からプロで結果を出したいという思いだったでしょう。しかしながら、イースタン・リーグで17試合に登板し、2勝6敗、防御率3.49で一軍に呼ばれることはありませんでした。2年目からはコンパクトな投球フォームに変えてリリーフ投手となり、イースタン・リーグでの成績は22試合に登板し、1勝2敗、防御率3.23で一軍での登板はありませんでした。このままではドラフト通の罵詈雑言通りになってしまうという焦りもある中で、オーストラリアウィンターリーグに派遣された徳山でした。オーストラリアで徳山投手は抑えとして活躍し、順調にセーブを積み重ねて、来季のベイスターズ一軍のブルペンを担う存在になれそうな投球を見せました。徳山投手は「2人とも英語が話せないなか、通訳なしでもキャンベラのチームのみんなとコミュニケーションを取って楽しくプレーができています。ベイスターズとは全然違う環境で、日々刺激を受けています」と話しています。

#日経COMEMO #NIKKEI

打者として開花した東妻

東妻選手は本来の捕手ではなく左翼手として出場。4番を任されており、東妻選手のバットがチームに勝利をもたらすこともあります。一軍の捕手は伊藤光、戸柱、山本の3人がいて、2022年ドラフト1位の松尾も打撃で1年目から二軍では結果を出しました。東妻としては捕手として一人前になることも大事ですが、打撃でアピールして野手としての存在感を出すことが、オーストラリアで出来ています。外野守備もまずまずで一塁手としての守備は一軍でも通用するレベルです。捕手もできる打撃で売る野手という生き方を東妻が選択すれば一軍定着は早いのではないでしょうか。横浜DeNAベイスターズではこのオフ、メキシコ、プエルトリコ、オーストラリア、そして台湾の4カ所に選手を派遣しており、オフシーズンも試合をする中で来季の戦力になる人材が一人でも多く出てくるきっかけになって欲しいです。筒香、今永、大貫といった主力たちがウィンターリーグで日本での自信を付けています。メキシコでは関根が首位打者を獲得しました。徳山、東妻もオーストラリアでの経験から来季一軍での戦力になってくれればと思います。

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