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ベイスターズは街中でも!ハマスタ以外でベイを感じるスポット5選

ニューヒーローがまた一人

前回の記事(ベイスターズ交流戦の見どころ)で、オリックスとソフトバンク相手に、いかに貯金を作っていけるか、という点に私は言及していました。作れませんでしたね…。点が取れない、リリーフが打ち込まれる、ケガ人が続出する、土曜時点でその週は1勝4敗となる…。ホークスファンの友人には憐れまれ、ヤクルトファンの友人には「最下位脱出のためにホークスを応援する(6/9時点で横浜が5位、0.5ゲーム差でヤクルトが最下位)」と宣言される始末。くやしい。

迎えた6/9(日)対ソフトバンク第3戦。ルーキー石田裕太郎投手がプロ初登板初先発のマウンドに臨みます。この日は用事で試合を観られず、「厳しいかなあ」と思っていたのですが、アプリで途中経過を見て驚きました。パリーグ首位を独走するソフトバンクを相手に5回1失点!牧選手のグランドスラムなどもあり、初勝利の権利までついているではありませんか。その後リリーフ陣が打たれたものの、追いすがるソフトバンク打線を振り切り、8-5で勝利。石田裕太郎投手のプロ初勝利、お見事でした。

実は石田投手、小学校の修学旅行に筒香選手のユニフォームを着て行った、というエピソードがあるほどのベイスターズファンだったそうです。この日の味方の好守やホームランに、跳びはねて喜ぶ姿はファンそのもの。あと、どことなくあどけなさの残る笑顔がとてもかわいい。推せる。今後もどんどん活躍してほしいと思います。

ベイスターズはいろいろな場所で

こんにちは。ベイズターズ'エールのベイズ要素が薄い方、mochiです。これまで2回にわたり、横浜スタジアムのおすすめポイントをご紹介してきました。今回の記事では、ハマスタ以外でベイスターズを感じるスポットをご紹介します。

1 ベイスターズ通り

ハマスタから北西に3分ほど歩くと、地下鉄関内駅から海の方向へまっすぐ伸びる、ベイスターズ通りにたどり着きます。居酒屋や飲食店が軒を連ねる中、街灯には選手や監督の姿と背番号がプリントされた旗が掲げられています。居酒屋の中には、タオルや選手のユニフォームを窓に飾り、試合中継も観られるお店もあります。

最も目を引くのは、「横浜ベイスターズ優勝記念モニュメント 煌」。地下鉄関内駅側、ベイスターズ通りの端から1つ交差点を越えたところにあります。前回1998年の優勝を記念して作られたもので、その当時の選手や監督・コーチの手形、当時の選手会長で現在はコーチの石井琢朗さんの足形、それと権藤監督の胴上げシーンを描いたレリーフが鎮座しています。記事を書くにあたって私も見学してきたのですが、しっかり一区画を占めており、なかなかインパクトがあるなと思いました。

優勝記念モニュメント全景。右下の足形は石井琢朗さんがホームベースに立っている構図。

5/11のアド街ック天国でも取り上げられており、ゲスト出演した三浦監督も、時折モニュメントを訪れては、当時に思いを馳せたり、自身の手形に手をのせたりしているそうです。12球団で優勝から最も遠ざかっているベイスターズ。悲願の優勝を果たし、新たなモニュメントができるのが楽しみですね。

2 ハマスタ最寄り駅

ハマスタの最寄り駅は2つ。JR・市営地下鉄関内駅と、みなとみらい線の日本大通り駅です。

このうちベイスターズ色が最も強いのがJR関内駅。ハマスタ側の駅舎入口には、ベイスターズの巨大なヘルメットがあしらわれ、駅内の至る所には、ハマスタの試合日程やイベントを知らせるポスターが掲出されています。ポスターはイベントごとに変わる力の入れようで、筒香選手復帰会見の時は彼のポスターがたくさん貼ってありました。

さらに、少なくともハマスタで試合がある日は、選手がマナーや駅からのお願いをアナウンスしています(さすがに録音したものを流しているとは思いますが…)。
また、電車の発車メロディも、球団歌「熱き星たちよ」をアレンジしたものになっています。

これでもかというくらい、ベイスターズ要素がてんこ盛り。これからハマスタで観戦!という時に、関内駅を使うと気分が上がること間違いなしです!

一方のみなとみらい線日本大通り駅は、関内駅以上にベイスターズの広告だらけです。改札からホームへのエスカレーターの壁面には、今年は選手ごとのスローガンと写真が一面に貼り出されています。また、ホームの広告は、見られた範囲では全てベイスターズのものでした(全部確認したわけではないので、違ったらすみません)。

みなとみらい線と言えば、毎年野球シーズンに、自社車両のうち1編成を、ベイスターズラッピングの車両として運行しています。ドアの横に選手や監督の写真が掲出されていて、デザインは年度ごとに違います。みなとみらい線が直通する路線(東急東横線や東京メトロ副都心線など)であれば、時々見かける印象ですね。たまに乗れるとちょっと嬉しくなります。

一度西武線の西武球場近くで、このベイスターズラッピング車両を見たことがありまして、ライオンズのお膝元で大丈夫か…?と思った記憶があります。笑

3 横浜駅

ベイスターズ要素はハマスタ最寄り駅以外にも見られます。その筆頭が横浜駅です。

時期によりますが、横浜駅でもベイスターズの広告を見かけます。例えば、シーズン開幕の時期には、選手の写真と背番号、意気込みメッセージがデジタルサイネージで表示されています。
また、去年のシーズン終了直後には、応援への感謝を伝える壁面広告を、京急線の改札内で発見しました。

最もインパクトがあったのは、昨年の「バウアー来浜」。メジャーでサイ・ヤング賞に輝いたバウアー投手のベイスターズ入団が決まった頃、駅西口の高島屋の屋外壁面に、この大きな垂れ幕が掲出されていました。YouTuberバウアーさんが「バウアー来浜」垂れ幕を紹介している時、とても嬉しそうでしたね…。

4 各地の系列店

横浜駅には系列店も点在しています。西口のジョイナスには、ベイスターズの公式グッズショップ、BAYSTOREがあります。ハマスタのBAYSTOREに比べると小規模ですが、品揃えは充分。ユニフォームやタオルなどの応援グッズ、キーホルダーなどのアクセサリー、オリジナルビールなどが揃っています。関内まで行かずとも、ベイスターズエールを買えるのはありがたいな、と思っています。

またJRの駅ナカには、オリジナルビールを提供するカフェバー『COFFEE AND BEER&9』がありま…した。過去形なのは、2023年6月に閉店してしまっていたんですね。調べるまで気付かなかった…。

ベイスターズ系列の飲食店「&9」は、ハマスタと日本大通りにも店舗があります。お店によって飲食物のラインナップが違っていて、ハマスタのお店では食べ応えのあるハンバーガーが楽しめます。オリジナルビールをハマスタ以外で楽しめる数少ないスポットでもあるので、もし興味があれば行ってみてくださいね。

5 市内の商店街

横浜市の商店街では、ベイスターズのロゴ入りのポスターや小さなペナントが飾られていることがよくあります。街灯に吊り下がっていたり、お店の軒先に飾ってあったり、といった感じです。

横浜市の調査によれば、市内には307もの商店街があるそうです。もちろん全ての商店街に行ったことはありませんが、私が訪れたことのある商店街では必ず何かしらのベイスターズ要素を見かけています。

球団の施策なのか、お店の人がファンで自主的にやっているのかはわかりません。ただ、それだけベイスターズが地域に愛されている、ということは確かだと思います。

終わりに

ここまで、ハマスタ以外でのベイスターズ関連スポットをご紹介しました。書き出してみるとたくさんあるな、という印象ですが、他にも知らないスポットがまだまだあるかもしれません。少なくとも、2軍本拠地の横須賀は一大スポット。いつか行きたいと思っています。

ベイズターズ'エールはX(旧Twitter)での発信も行っています。「こんなスポットもあるよ!」などありましたら、よかったら教えてください。

この記事を書き終えた6/17時点で、ベイスターズはなんと7連勝中!石田裕太郎投手の初勝利を起点に、ロッテと西武から白星をもぎ取り続けました。木曜からのリーグ戦再開後も、この勢いを維持して、勝利を重ねてほしいですね。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。それでは!

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