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医学部学士編入のためのTOEICスコアメイク


TOEICと医学部学士編入

お疲れ様です!Yuです。
そろそろ医学部学士編入学試験の出願が始まる大学が出てきますね。
医学部学士編入では、出願要件にTOEIC何点以上と定められていたり、点数がそのまま英語のスコアとして利用されるまたは大学独自の換算式で点数化される大学があります。
私はTOEICのスコアが一次試験の合否に影響する大学の受験を視野に入れていたので、2024年度の試験に備えて約1年前からスコアメイクを行いました。
その際の学習法と最終的にどれほどのスコアを準備していたのかをこちらでお示しできればと思います。

人生で2回目の受験

私は学部3年生の1月に久しぶりにTOEICを受験しました。
この時は、現状の英語力を把握するためにまずは何も対策せず受験してみました。
結果は、650点(リスニング390点、リーディング260点)
学部2年生の時以来まともに英語の勉強をしていなかったので当たり前の結果ではあるものの、出身大学別のTOEICスコア表にて私の大学は770点程度であったので非常にショックを受けたことを覚えています(苦笑)
ショックを受けたと同時にこのままでは本当にまずいと感じ、英語の勉強法を調べまくりました。
医学部学士編入学試験への利用には800点あれば十分かなと考えていたため、一ヶ月後のTOEICでの目標点数を800点に設定し、春休みを利用して一日4時間程度がむしゃらに勉強しました。学習方法は以下のとおりです。

私が実践した学習方法

流れとしては単語と文法で土台を固め、リスニングとリーディングをセクション別に演習し、最後に本番同様の時間で模試の演習を行うといったオーソドックスなものになります。

単語

大学受験時に速読英単語(必修編)を使用していたので、それをmikanというアプリで一通り復習し、
その後TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズを使用し、毎日見るようにして、繰り返し頭に単語を詰め込みました。

文法

文法はキク英文法を一通り読んで文法事項を復習し、
1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急で演習を行いました。その際にわからない点や理解が曖昧な項目はキク文法に戻って復習していました。

リスニング

リスニングはTOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リスニングを使用し、自分で解答根拠が聞けるようになるまでひたすら聴き続けました。
また、abceedというアプリを使用し、サラリーマン特急のリスニング問題を1.2倍速で常に聴くようにしました。これにより、本番のリスニングが聴きやすくなった気がしています。
さらに、この本の問題文をシャドーイングし、会話のスピードについていく練習をしていました。

リーディング

リーディングは速読と精読に分け、まずは速読に特化する形で
1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急を使用し、設定されている制限時間内での演習を行いました。速読演習の後に同じ文章で精読を行いました。その際に、制限時間内に読んでもわからなかったところは文構造を意識して意味の理解に徹しました。

精選模試での演習

TOEIC L&R テスト 精選模試リーディング2リスニング2で時間内での解答を目指し、繰り返し演習を行いました。
時間内にできなかった問題は制限時間なしで解き、間違った問題は精読により解答根拠を探す練習をしていました。

1ヶ月後のTOEICでは…

約1ヶ月間がむしゃらに学習した結果、1ヶ月後のTOEICで
820点(リスニング425点、リーディング395点)
を取得することができました!!
初め見た時は自分でも驚きましたが、色々な学習方法を調べた結果自分に合った方法を見つけ、それを実践することができた結果かなと思いました。
しかし、後に複数回受験した結果、805点、780点という結果であったことから、この方法では良くても800点を少し超えるのが限界であると考えるようになりました。
そこで、また新たに様々な英語学習法を調べた結果、リスニングにおいて自分で発音できない英語は聞き取れないということに気づきました。
よって、発音から学習し直そうと考え、
Atsueigoの発音講座(発音マスタークラス)を購入し発音の確認をした上で、再度上記のリスニングの学習を進めました。
さらに、文法問題の精度を上げたかったことから
TOEIC L&R テスト 文法問題でる1000問の頻出項目を解いていました。

1年後の最終的なスコアは…

学習法を改めた結果、1年後のTOEICでは
855点(リスニング455点、リーディング400点)を取得できました。
今回は生命科学や物理、化学、統計などを学習する必要があったため前回みたいに1ヶ月という短期間でのスコア取得というわけにはいきませんでしたが、発音に戻った学習によりリスニングのスコアが大きく向上し、何とか自己ベストを更新することができました。
結局TOEICの点数をそのまま利用する大学を受験することはなかったのですが、医学部学士編入学試験合格者平均が850点と言われているので英語に関しては自信になりました。

最後に

結果的に1ヶ月で170点上げ、最終的には855点に辿り着いたわけですが、元々下地があったのは事実ですので、初学の方が同じような方法をすれば点数が上がるという訳ではないと思います。そのため、学習の際は様々な方の学習方法を調べた上で、自分レベルに合ったものを取り入れていきオリジナルの学習方法に辿り着く必要があると考えています。
その際に、今回の私の学習方法がその一助になれば幸いです。


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