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興亡の定理

 高校生のときに「あっくん」という友達がいた。

 あっくんは不思議なヤツでバドミントンが上手くて遊んでばっかだけど、たまに不思議なことを言うやつだった。

ある時、あっくんが本を読んでた。その本のタイトルはもう思い出せないが、数学書っぽい本で高校生には理解できない色々な定理や公式が載っていた。

その中で一つ覚えている定理が

「興亡の定理」 だった。

細かいことは全く頭に残ってないが、その名の通り国の興亡を数式で表現した定理だった気がする。 今思うとかなり胡散臭い本だったのだろう。(もし読んだことある人いたら教えて下さい。)


しかし考えてみればどんな黄金期を得た文明でもいつかは滅亡する。

アメリカがいつまでも世界のトップを走る国である保証は無いし、アフリカの諸国家が世界の最貧国である保証も無い。

そう考えれば、そこに何かしらの法則があるのでないか?と想像を働かせるのも面白いかもしれない。


現代はBig Dataの時代。

過去の歴史をすべてデータ化して解析してみると、実際に「興亡の定理」が作れるのかもしれない。

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