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6/1 vs阪神 ファンも巻き込む『総力戦』

こんにちは、ロッテファンのシャカです。

今回は、6/1に行われた交流戦 ロッテvs阪神の模様をお届けします。
野球ファン以外にも知れ渡っている、伝説の2005年日本シリーズと同じマッチアップ。一部では戦前から異様な盛り上がりを見せていました。
定期的に連番している阪神ファンの元同期から「マリン行きたいンゴ」と連絡があり、折角なのでこの試合に招きました。

伝説の2005年・日本シリーズ

今日のゲスト・Kさん

阪神ナインへ声援を送るKさん

今回「マリンへ行きたい」と連絡をくれたKさん。前職の元同期であり、阪神ファンです。シーズン中は月1ペースで一緒に野球を観ています。
ちなみに、彼もこの前日に会社を辞めました。

黄一色!阪神ファンホームジャック

海浜幕張駅で待ち合わせ、私はひと足先に到着。電車を降りたときの光景は、普段のそれとは全く別物でした。

動けないほどホームが人で溢れかえり、さらにその8〜9割が阪神ファンという異様な状況。人の多さ、そしてビジターファン率の高さ、ともにレギュラーシーズンでは絶対ありえない景色です。

黄色に染まるレフトスタンド
内野席も黄色くなっています

いざ球場に着いても、やはり阪神ファンの多さに驚かされました。私たちは1塁側の内野席に座っていましたが、それでも同ブロックのロッテファンは片手で数えられる程度でした。

「どこにでも行く」ロッテファンに対し、「どこにでもいる」阪神ファンの力を見せつけられた気がしました……。

プロ初登板・田中晴也

今日の先発投手は2年目の田中晴也投手。去年は体作りに注力し、2軍では5試合8イニングだけ登板。今年は2軍で6試合に先発、31 1/3回を投げて防御率2.87という成績を残し、満を持して1軍のマウンドに上がります。

1軍初登板ということで未知数な部分がありましたが、そんな心配をよそに好投を見せてくれました。
初回こそフォアボールとヒットでピンチを招きますが、5番・前川選手から三振を奪い、無失点で乗り切ります。
さらに2回からは3イニング連続で三者凡退に終わらせ、序盤を完全に支配。最終的に5回6奪三振無失点と、初登板としては出来過ぎな結果に終わりました。
ピンチにも動じる気配がなく、弱冠19歳ながら非常に頼りがいのある男です。

肝心な時にしか打たない男

対する阪神の先発はビーズリー投手。空振りこそ奪えないものの、3回まで無失点イニングを作り続けます。

試合が動いたのは4回でした。髙部選手がファーストへのゴロを快速飛ばして内野安打、ポランコ選手がデッドボールでそれぞれ出塁し、ツーアウト1,2塁のチャンスを迎えます。

打席に立つのは6番・安田選手。昨年は打率.238ながら、ここぞという場面ではきっちりヒットを放ってきた『肝心な時にしか打たない男』です。
そして今日もやってくれました!変化球が続いた後の直球を引っ張り、打球は1塁に当たって大山選手を飛び越えるライト前ヒットとなりました。その間に2塁ランナーが生還し1点先制!肝心な時にきっちり決めてくれました。

ちなみに、この試合で安田選手が放ったヒットはこれだけでした。
本当に肝心な時しか打たないんかい。

今日のスタグル

今日は交流戦ということで、スタグルもタイガースとコラボしたメニューが展開されていました。せっかくなのでコラボメニューの中から『チョコパインフローズン』を頂きました。

チョコパインフローズン
チョコソースがトラ柄になっています

少々酸味が強めで、暑くなってきたこの時期に嬉しい爽やかさです。
肝心のチョコソースですが、個人的にはちょっと合わないかなと思いました…。ただ美味しかったのは間違いないです。ごちそうさまでした!

メインディッシュ・俺たちのM勝カレー

今日のメインディッシュは『俺たちのM勝カレー』。ジョブチューンの球場飯ランキング2位に選ばれたらしく、そのポップに釣られて揚げ物が苦手なのに買ってしまいました。
いざ食べてみるとカツが非常に柔らかく、しかも茶色い揚げ物特有の油っぽさも抑えめで食べやすかったです。肝心のカレーは旨味たっぷりで、若干の辛さも良いアクセントとなっています。
今まではカレーの上にカツとか考えられませんでしたが、これなら揚げ物嫌いの私でも美味しく食べられました。
ごちそうさまでした!

ちなみに、並んでる最中に中村稔弥投手が押し出しのデッドボールを与え、知らない間に同点に追いつかれてました……。

ロッテファンvs阪神ファンの応援合戦

6回から登板した中村投手は、押し出しで失点するも3回を投げ切りました。
一方のビーズリーは6回で降板、以降は石井投手、ルーキー桐敷投手がゼロで抑えます。

同点で迎えた9回、場内に例の着信音が鳴り響きます。

俺たちの益田直也

直近5試合で被安打は1本、フォアボールも1個と安定感を見せています。
はたして今日の益田投手はどうでしょうか?

先頭打者は4番・近本選手。益田投手は直球で攻めますが、制球が定まらずデッドボールで出塁を許します。しかも初球から走って盗塁成功!DeNA牧選手と熱い盗塁王争いをしているだけあり、なかなかの技術です。

続く前川選手のファーストゴロの間に3塁へ進塁。ワンアウト3塁で迎えた渡邊選手にスライダーを破壊され、打球はレフトへの犠牲フライとなり阪神が勝ち越しに成功!!
隣のKさんも立ち上がり、周りの阪神ファンと喜び合っています。

勝利を確信した阪神ファンたち

続く大山選手は髙部選手の好プレーでフライアウト、これで3アウトです。
点差はまだ1。ここからの反撃に期待して、ライトスタンドから大声援が送られます。

阪神はダブルクローザーの1人、岩崎選手を投入。ポランコ選手はサードのファールフライに打ち取られます。
続く安田選手のところで、代打・中村奨吾選手がコールされます。最近3試合でヒットを放ち、復調の気配を見せていましたが、ここでも見せてくれました。
2ストライクに追い込まれながらも、高めのストレートをセンター返し。近本選手が猛チャージをかけますが、ぎりぎり届かず後逸!ツーベースヒットで同点のチャンスを演出します。

佐藤選手は空振り三振。ツーアウトで友杉選手が打席に向かいます。
ここでレフトスタンドだけでなく、球場中から「あとひとり」コールが起こります。これに負けまいと、これまで静かに見ていた内野のロッテファンもチャンステーマを熱唱し、両軍のファンによる意地の張り合いが起こります。
選手だけでなく、ファンからも「絶対に勝つんだ!」という気持ちが感じられる、非常に熱い瞬間でした。

しかし、本当に熱いのはここからです。友杉選手がツーストライクに追い込まれ、「あとひとり」コールが「あと1球」コールに変わるなか、真ん中に来たストレートをレフトへ弾き返しました。奨吾選手は2塁からホームへ激走、なんと9回裏2アウト2ストライクから同点に追いつきました!
場内のいたる所でフラッグが振られ、大声の最強パシフィカンが響き渡ります。

そこから試合は延長戦に突入。11回に愛斗選手がサヨナラタイムリーを放ち、ロッテが怒涛の11連勝を決めました!

4試合連続の延長戦を制し、カード勝ち越し確定!

試合展開はもちろん、ファンも一体となって立ち向かう『総力戦』となった、非常に見ごたえのある一戦でした。
阪神ファンの皆さんには、再来年もぜひZOZOマリンに足を運んでいただきたいですね。

帰り道もほとんど阪神ファン

次回更新

次回は6/5 横浜vsオリックス@横浜スタジアム の模様をお届けします。一昨年は冷え気味だった両チームの打線が一気に活性化し、『横浜クリニック』とも称されたカードです。今年も似た状況となっていますが、はたしてどうなるでしょうか?

それではまた次回お会いしましょう!
バモス

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