見出し画像

6/12~13 ロッテvs横浜 東京湾大決戦①

こんにちは。ベイスターズファン兼ロッテファンのシャカです。
今回は私が待ちに待った試合、ロッテvs横浜の模様を2夜にわたってお届けします。いったい兼任ファンはどのように試合を楽しんでいるのか、ひとつの参考になれば幸いです。

1戦目はライトスタンドから観戦しました。


Ať žije Česká republika!!

今夜の試合は『CZECH BASEBALL DAY』として開催されました。
試合前にはチェコ民族舞踊グループ『ヴァラシュカ』とM☆Splash!!によるフォークダンスが披露されました。
牧歌的な音楽と踊りで、非常におだやかな気分になりました。

マウンドの周りでダンス
のどか~

ファーストピッチを務めるのは、昨年のWBCチェコ代表『ミラン・プロコップ』内野手。現在は神奈川フューチャードリームスに所属しており、横浜的にも縁のある選手です。

投球モーションに入るプロコップ選手
チェコ観光局マスコット・レフ丸くんも見守ってます

ソト、Deファンに先制点をプレゼント

試合は定刻通りスタート。ロッテの先発はローテの種市投手ではなく中森投手が務めましたが、立ち上がりは三者凡退と上々。

DeNAの先発はケイ投手でしたが、今夜の立ち上がりは荒れに荒れていました。その好機をロッテ打線は逃しませんでした。

先頭の1番・石川選手がフォアボール、2番・友杉選手がセンター前ヒットで出塁。

暴投でランナー2,3塁となったところで、4番・ソト選手が引っかけて3塁線へボテボテの球を打ってしまいます。しかし、当たりが弱すぎたことが幸いして内野安打となります!

サードに就く井上選手の悪送球もあり、らしくない当たりは先制の走者一掃タイムリー内野安打となりました!
ソト選手、古巣相手にさっそく打点を上げます。

その後もデッドボールとフォアボールで満塁としますが、ケイ投手が何とか踏ん張り2点止まり。しかし、初回からいきなり40球を投げさせることに成功しています。

歓喜の『最強パシフィカン』を歌うスタンド
もちろん私も「♪~たーおーせー横浜ー!」

両軍捕手、バットで魅せる

試合は進んで4回表。
先頭の3番・オースティン選手の内野安打、4番・牧選手のライトツーベースで2,3塁の大チャンスをつくります。
5番・筒香選手はファールフライに打ち取られるも、6番・山本選手が初球をしっかり外野へ飛ばし、犠牲フライで1点を返しました。

1点差に詰められたロッテ。DeNAのキャッチャーが打点を上げたら、ロッテのキャッチャーも黙っていられません。

先頭の6番・愛斗選手がツーベースで出塁。7番・中村選手は三振に倒れるも、8番・田村選手が魅せてくれました。
初球のストレートを迷いなくスイング。若干詰まったものの打球はライト前に落ち、見事なタイムリーヒットとなりました!

両軍とも捕手が初球で打点を稼ぐあたり、読みの鋭さを感じざるを得ません。

船橋の一番星・度会隆輝

5回は両軍チャンスをつくるも無得点。
しかし6回表、地元出身・度会選手がやってくれました。

先頭の牧選手がフォアボールで出塁し、筒香選手の打席で盗塁に成功します。
山本選手は小川選手の助けもありアウトとするも、7番・佐野選手にもフォアボールを与えてしまいます。

ここでピッチャーが坂本選手に交代。
8番・度会選手を得意のスライダーで追い込みますが、カウント2-2の7球目に投じたスライダーはセンターへ弾き返し、再び点差を1とするタイムリーヒットとなりました。

地元・船橋市出身の度会選手、故郷相手に故郷に錦を飾ります。

マシンガン点火!De、ラッキー7で大量得点

ラッキー7に可愛さを見せつけるスターマン
その後の攻撃は全く可愛くありませんでした

ロッテの1点リードで迎えるDeNAのラッキー7。
セットアッパーとして起用されたのは東妻投手。DeNA所属・東妻純平選手のお兄さんです。
ロッテファンもそれを知っている方が多く、「お兄ちゃん頑張れ~」と声援が飛びますが、ここで事件が起こります。

先頭の1番・梶原選手にいきなりヒットを許すと、オースティン選手は四球、牧選手はショート内野安打で出塁し、満塁のピンチを迎えます。

ここで筒香選手がファーストストライクを弾き返し、ランナー2人を返す逆転タイムリーを放ちます。
しかし、これはまだ序の口。続く山本選手・佐野選手にもファーストストライクを打たれて失点。途中出場の9番・京田選手にはボール気味の球を打たれてまた失点…。
DeNA打線が打者一巡の猛攻で、一挙6得点に成功しました。

両チームのファンとして、競った点の取り合いを期待していましたが、ここまで一方的だと素直に楽しんでいいかわかりません…。

マシンガン再装填!風を切り裂く弾丸

帰宅するロッテファンが続出する中でも、DeNA打線は手を緩めません。
9回表、この回から上がった二保選手も捕まってしまいます。

先頭の佐野選手に初球ヒット、9番・京田選手にもあわやホームランというライト2塁打を許し、1アウト2,3塁とします。

1番・梶原選手はセカンドゴロに打ち取るも、内野は定位置だったため3塁ランナーが帰還。1点を失います。

守備交代から入っている2番・柴田選手には今季初ヒットを献上。これもタイムリーとなり、もう1点を失います。

とどめは3番・オースティン選手。アウトハイの球を右中間方向へかっ飛ばし、貫禄たっぷりの確信歩き。今季6号2ランホームランでとどめを刺され、合計4失点。完全に反撃の芽を摘みます。

佐々木千隼、愛にあふれた古巣登板

10点ビハインドで迎えた9回裏。マリンのマウンドに彼が帰ってきました。
元ロッテ・佐々木千隼投手の凱旋登板です。

点差的に堀岡投手かと思いましたが、絶望するロッテファンに対する粋な計らいでしょうか。

そしてDJも粋な事をしてくれます。ビジターの選手であるにも関わらず、彼の登場曲『FLASH』が流れました。

異例中の異例とも言えるこの対応に、佐々木千隼という男がロッテにとってどういう存在だったかが詰まっています。

なお、9回裏は千隼投手にゼロで抑え込まれ、試合は13-3の大差で決着。
しかし千隼投手の元気な姿を見ることができ、周りのロッテファンは幸せそうな表情でした。それかおかしくなったか

修正能力はエースの証・AK-7QS

今日のMVPを選ぶとするなら、私はケイ投手を推します。

初回40球という大荒れのスタートながら、以降は多くても20球に収めてきました。結局6回100球3失点で、QSを達成しています。

これで7回目のQSですが、これは東投手の11回に次ぐチーム2位の数字。
不調ながらも試合の中できっちり修正し、最低限の役割は果たす。これぞ先発投手という職人ぶりを魅せてくれました。

今日のスタグル

さて、今夜私が戴いたのは『みかん氷(マリンversion)』です。

みかん氷(マリンversion)¥600-

ハマスタで売られているみかん氷は、削った氷にみかんとシロップがかけられたシンプルなものです。今回はマリンverということで、シロップがブルーハワイになっていました。
シンプルな本家みかん氷も好きですが、シロップがブルーハワイになったことで爽やかさが段違いでした。ハマスタでレギュラー販売して、マジで。

次回予告

次回は、この翌日のゲームの模様をお届けします。
今度はレフト外野席からの観戦です。今度こそ競ったゲームが見たい…。

それではまた次回お会いしましょう!
バモス

この記事が参加している募集

#野球が好き

11,049件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?