見出し画像

どんなときでもベストを引き出す

"Things turn out best for the people who make the best of the way things turn out."Art Linkletter,

最近、私が目にしたもので、心に残っている格言です。

つまり、最終的に良い結果をを出せるのは、物事がどうあろうともそのシチュエーションから、ベストを引き出した人、という意味。

また、先人たちは、こんな言葉も残してくれています。

「幸運に恵まれたときも不運なときも、断固として最善を尽くすことが、人生の意味を深めるだろう。」キングスレイ・ウォード(実業家)

「最善を尽くすのは、常に今日であるべきなのだ。」ジェフ・ケラー(作家)

「一瞬一瞬に最善を尽くしていれば、小さいことにくよくよすることはない。問題や心配事ではなく、解決する方法や喜びを見つめて生きていけるからだ。」リチャード・カールソン(心理学者)

「最も難しいのは、自分ができるはずの最善を尽くすことである。」ジョシュ・ビリングス(作家)

確かに、どんな状況でもベストにしてしまうことって考えようによってはいくらでもできそうです。

でも、果たして私たちはいつもそうしているか振り返ってみると、常にそうではないかもしれませんね。

最近、あなたが経験したことで、落ち込んだことは何ですか?

つらかったことは?

大変だったことは?

落ち込んだことやつらかったことは確かに大変だけどこれでよかったのだと思うには、どう捉えたらいいでしょう。

また、今ある状況をどうベストにできるでしょうか。

起きていること、起きてしまったことは変えられませんから、私たちが後から意味づけを変えればいいのです。

たとえば、何かなくしてしまったら、新しくするチャンスだ、と考えれば、なくしたこともベストにすりかえられます。

誰かと気まずくなったら、もしかしたら、その人間関係は一度手を入れるか、清算する時期に来ているのかもしれません。

そういえば以前、親しくしていたと思っていた人に、納得のいかない批判をされて、ちょっと落ち込んでいる友人がいました。

もともと何でも批判する人だったので驚かないけれどこうして自分に向けられると落ち込む。

頭では気にしなくていいとわかっているけれど、ちょっと気になってしまう、という状態でした。

批判されて面白い人はいませんから当然なのですがここは見方を変えてみるのが一番。

その人とは縁を切るパーフェクトな理由をくれたことになるからパーフェクトじゃない?と別な見方を提案したところ、その友人ははっと気づいたように、本当にそうねと気づき、心が解放されたようでした。

恋人との別れやキャリアの切れ目なども同じように見ることができます。

彼が去るなら、(多少悲しむ期間は必要かもしれませんが)それはきっと、別な人が待っている、という証拠。

新しい人がやってくるために、彼は去らなくてはいけなかったのかも。

仕事がなくなるなら、別な仕事をしなさい、という意味かもしれないし、自分の好きなことを仕事にしなさい、なんていうメッセージかもしれません。

ベストを引き出すのと似たコンセプトで、現在を完璧なものとして受け入れるというのがあります。

今あることは、すべて何か意味があり、だから完璧だよ、という観点から物事を見てみるのです。

すると、本当に意味があることに気づけるはず。

あなた自身のこれまでを振り返っても、必ずそう実感できるでしょう。

意味のないことなら、まず存在しませんから。

今ある状況に、何か意味があると信じて受け入れてみましょう。

そしてそこから、何かベストを引き出してください。

その先に、必ずベストの結果が待っていてくれるはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?