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【さぁ、読まにゃ。】ひとりの時間をひとりじめ
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人は、時々、繋がりすぎる、と思う。
誰かと一緒もいいけれど。
ひとりを楽しむ贅沢だってある。
好きな世界を、好きなだけ、楽しもう。
わくわくするままに。
想像の広がるままに。
最初の1ページから。
最後の1ページまで。
捲れば、誰もが、自由になれるから。
私は、私との時間を、大切にしたい。
読みたかった本も、読む。
興味のあったスポーツにも、挑戦する。
大好きな音楽にも、浸る。
忙しい日々の中に見つけた、自分との時間。
そんな大切なひと時を、より濃いものにしたい。
本を読み、旅に出よう。
息をするのと同じように、毎日、少しずつでも、本にふれる。
本の中なら、私は、どこへでも行ける。
いろんな人生に出会える。
会いたかった人と話せる。
世界中の芸術にふれることもできる。
何百年も昔に行くこともできる。
イマジネーションの世界に広がる景色は、実際よりも、美しいかもしれない。
本を読むこと。
それは、旅に似ている。
そこには、新しい経験があり、人としての成長があり、そこにしかない達成感がある。
無限に広がる本という世界の中へ。
想像力が連れて行ってくれる長い長い旅へ。
ことば。
ことば。
ことのは。
ただ、言葉が並んでいるだけなのに。
それは、涙を、こぼさせる。
それは、生きていこうかなって、気持ちにさせる。
それは、温かかったりする。
ただ、言葉が並んでいるだけなんだけど。
ことば。
ことば。
ことのは。
本の終わりに、なんだか淋しくなる。
そうか、理由がわかったきがする。
悲しすぎて、笑ったりする。
もしかして、理由がわかったかも。
私は、本の世界を旅しているのだろう。
そう、言葉をつれて。
私は、私を、旅する旅人。
そう、言葉をつれて。
いつか、出会う、あなたに。
いつか、出会う、その時。
あなたにあげる言葉を、さあ、さがそう。
「読書は、単に、知識の材料を供給するだけである。
それを自分のものにするのは思考の力である。」(ジョン・ロック「随筆集」)
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