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今いる場所で、あるものから始めてみる。

あなたが今、~が揃うまで、とか、~が出来たら、とあれこれ条件や環境が整うまで待ってしまい、つい何もしないでいることは何でしょう。

自信がついたら、これをやろう、とか。

~が出来たら、ハッピーになれる、とか。

ときにこの「待ってしまう」ことがそもそもの足かせになっていることはないでしょうか。

たとえば、待ってしまうからなかなか自信がつかない、とか。

ハッピーでないから、~が出来ないとか。

条件が整うことを待つのももちろんオプションのひとつではありますが、たまに振り返って「もしかしてこの待つ姿勢が結果を遅らせているかも?」と見てみるのもいいかもしれません。

そう言えばプロゴルファーであるゲーリー・プレーヤーが「運が悪いんだと文句を言ったり、なぜ自分だけがこんな目に遭うのかと嘆いても無意味だ。あるものを活用してなんとかやるしかない。」と話していましたが、嘆いたり、文句を言ってたとして、何も事態は変わりません。

嘆いたり、文句を言ってたとして、何も事態は変わらないし、起きたことはもう変えられないのだから、一刻も早く気持ちを切替えていま自分が持っているものを最大限活用して、何ができるかを考えてみる。

決めて行動に移し始めると必要なものが必要なときにちゃんと現れるようになっている、と実感できます。

ナポレオン・ヒルのこんな格言もあります。

"Do not wait. The time will never be 'just right.' Start where you stand, and work with whatever tools you may have at your command, and better tools will be found as you go along."

「待っていてはだめだ。完璧な好機など永遠に来ない。」

告白の名言でもあるけど、待たないこと。

この点については、経営コンサルタントである大前研一さんも「世の中にはアバウトなほうがいい場合がある。方向さえ正しければ、多少の間違いはあっても早くやったほうが勝つことも多いのだ。」と話しており、完璧に準備ができるまで待たないで、やる気があるうちに早く始めることで、気持ちも変化していきます。

慎重になりすぎると、止めた方が良い理由が気になってきて、始められなくなるなら、早く行動に移して、スタートしてから改善を繰り返していくようにしてみてください。

ちょうど良い時期などないのだから、今いる場所から始めて、持っているもので始めること。

そうすれば道々より良いツールが出てくるものです。

今いる場所で、持っているもの、すでにあるものでベストにしようとすれば、それは未来につながります。

今いない場所、持っていないもの、まだないものを待っているより、現実的で実践的で、結果もより早く手に入る道が見つかるはずです。

あなたが最近、二の足を踏んでいることがあるなら振り返ってみてはいかがでしょうか。

「来るものは最大限に利用し、去るものは最小限に関わる。」サラ・ティーズテイル(作家)

常に目線を前向きに、未来に向けていかなくては、過ぎ去っていくことに引きずられてしまうので、その時、この視点が必要です。

終わってしまうことよりも、これから始まることのほうに、目を向ける。

どうすれば、これからもっと成長できるかに、焦点を当てて、あなたがいる場所、あなたが持っているもの、そしてあなたが今できることを最大限に活用してください、ね。

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