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【日常茶飯事】日々の気づきは成長の源

黒田明臣さん撮影

誰もが、自分のことを、悪い人間だとは、思わないものです。

冷静に、等身大の自分を見つめることは、できないんでしょうねぇ(^^;

人は、自分の長所を、うまくアピールすることはできるのですが、短所を、素直に認めることは、なかなか難しくてできないんですよね。

何か試験に失敗したり、商談がうまく行かなかった時、自分の短所を自覚し、やっと反省することができるのなら、上出来なんでしょうけど、ね。

等身大以上の自分を求められている世の中、それに応えようとして、頑張っている自分がいるのも事実です。

そのプレッシャーに耐えられるか否かは、本人次第なんでしょうけども、必要以上に、期待する周囲にも、問題はあると思うんです。

目標を、いつからかすり替えてしまっていないか?

立ち止まって、冷静になって、考える必要があると思います。

「何のために、勉強をして、いい会社に入りたいのか。」

「何のために、仕事をしているのか。」

これはすべて、生きていくための目標であり、根本を忘れてしまっている結果です。

「何のために、生きているのか。」

「それは、生まれてきた目的を達成するため。」

生まれてきた目的、役割、使命などは、人によって、それぞれ違うはずです。

それを達成するために、今、生きているのだから。

それは、修行僧のように、山にこもったりするのではなく、日常生活の中で、達成できることだって思いませんか?

生まれてきた目的がわかると、自分の短所にも意味があり、好きな人や、苦手な人との出会いにも、また、成功や失敗にも、すべて必然だということが分かるはずです。

そして、それらのお蔭で、生まれてきた目的を、達成するきっかけが、きっと見つかると思います。

出来事を、冷静に見ることができるので、一喜一憂することなく、虚像を作り出すこともないのだから。

すべては、自分から変わることです。

他人のせいにしていては、せっかくの自分が変われるきっかけをも、見逃してしまうことにもなりかねません。

今、何かで悩んでいるあなたにも、その出来事の中に、変われるきっかけが、きっと隠されていると思うんです。

自分を卑下したり、後悔したり、他人のせいにするのではなく、出来事の根本的な原因を、感じてみませんか?

生まれてきた目的、役割、使命などは、人それぞれ違うのだから、そして、それは、日常生活の中で、達成していくことができるものです。

そう、一つひとつを大切に、一歩ずつ前進だね(^^)

【今日の短歌】
「かかえこむ人だったのだ文机のメモに「捨てる!技術」とありぬ」
(中沢直人『極圏の光』より)

「本当に愛されてゐるかもしれず浅ければ夏の川輝けり」
(佐々木実之『日想』より)

「眠りより身を引き抜いてけさ過ぎし雨に濡れたる芝を踏みたり」
(大辻隆弘『汀暮抄』より)

「うつむきて髪洗ふときうつろなる背中をまるめ銀河にさらす」
(桝屋善成『声の伽藍』より)

「ひかる葉をあなたに向けたささやきとして落葉は秋に降る声」
(立花開『ひかりを渡る舟』より)

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