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【クラシックとはどんな音楽か】歴史を超えて聴かれる音楽

ところで、クラシック音楽とは、一体、どんな音楽なのか?

そのことを説明する前に、まず、音楽を分類してみると、私たちの周囲にある音楽は、大別 して、

「日本の音楽」

「外国の音楽(洋楽)」

との二つに分類されます。

外国の音楽は、更に、

「ポピュラー 音楽」

「クラシック音楽」

に分けることができます。

ポピュラー音楽は、

・シャンソン

・タンゴ

・ジャズ

・ロック

・フォーク

といった、その時に、ヒットしたものを聴く(日本の歌謡曲と同じ位置づけ)流行色の濃い音楽であるのに対して、クラシック(古典)音楽は、その名が示すように、数十年から、数百年もの昔に書かれながら、埋もれずに生き残って聴かれている音楽のことです。

つまり、クラシック音楽については、時代や国境を超えて、広く人間の心に訴えかけるものなんですね。

または、何かしら、普遍的な要素を秘めた音楽だと、言ってよいと思います。

何が基準で、

「時代を超える」

「国境を超える」

かは、実のところ、はっきりとしたものが、あるわけではありません。

その理由としては、それほどでもない曲が生き残っていたり、埋もれていた曲が発掘されて、ある時点から、有名になる等の事例があるためです。

あるいは、一時代、もてはやされた曲が、いつの間にか、忘れ去られたり、似たような作品の中から、一曲だけが、生き残るというケースもあったりします。

厳密には、運とか、流行も絡むのかもしれません。

しかし、全体的に見れば、ヨーロッパ音楽の流れの中で、もてはやされ、影響を与え、歴史をつくり、生き残って、今日の人にも、好んで聴かれている音楽。

それが、クラシックだという風には、言えるかと思います。

【参考記事】
篠崎靖男「世界を渡り歩いた指揮者の目」

【季節とシチュエーションに応じたクラシック音楽】

おしゃれ:ディーリアス「小管弦楽のための2つの小品 - No. 1 春を告げるかっこうを聞いて」

おしゃれ:カプースチン「ディヴェルティメント Op. 91 第3楽章」

おしゃれ:パルムグレン「5月の夜 Op.27-4」

おしゃれ:I. フロロフ「ブルース・スタイルによる小品」

おしゃれ:サン=サーンス「クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167 第1楽章」

おしゃれ:ラフマニノフ「6つの歌 Op. 38 - 第3曲 ひなぎく(ピアノ版)」

おしゃれ:モーツァルト「歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K. 527 - 第2幕:窓辺においでよ(チェロとピアノ編)」

おしゃれ:エルガー「海の絵 Op. 37 第3曲 海上での安息日の朝(M. ジーによるトロンボーンとピアノ編)」

おしゃれ:ディーリアス「モード - 高い庭園の鳥(チェロとピアノ編)」


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