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アップダウンがある事は予定に入れておく

あのときはすごく自分でも強くなれていたと思っていたのに、なんだか今は自分がちっぽけな存在だと思えて仕方がない・・・・・・というようなことってありますよね。

自分がちっぽけで弱い存在だと思ってしまうのはどんなときでしょう。

確かに、一人の人間の力はたくさんではないけれどそれはみんな平等に同じです。

だから、よく考えてみると悲観する必要はとくにありません。

それに、弱いことを認めることも勇気のいることだから、その冷静さを評価してもいいかもしれません。

弱い=ダメな人間、という全否定的な見方をしていると、アリ地獄なので、注意してください、ね。

一部を見て全部否定しなくてもいいのにそうしてしまうと、結果的に自分をどんどん追い詰めていくことになってしまいます。

みんな、調子の良いときもあれば、悪いときもある。

アスリートを見てもそうですよね。

調子の良いときは信じられない結果を出せるけれど、何かの理由で調子がイマイチのときは、これまた普段なら信じられないことをやってしまう。

もちろん、良いときを増やしていくのがゴールですがそれでも、気分のムラや、感情のアップダウンは必ずやってきます。

大事なのは、アップダウンの波がやってきたときに飲まれてしまわないこと。

自分がノックアウトされないこと。

そのためには、アップダウンはあるものだと自分のメンタルの中で予定に入れておくことでダウンしたときのショックはかなり軽減されます。

ダウンしたときに、どうするか、あらかじめ考えておくだけで予防策にもなります。

ダウンのときはこの際ひたすら耐える、もいいかもしれないし逆に何も考えず遊んで時期をやり過ごす!と決めてもいいでしょう。

気分転換でもいいし、誰かとおしゃべりをする、またはプロのサポートを受ける、など、いろいろやり方はあります。

何か自分に合う方法を探しましょう。

それから、がんばってやっているのに、アップダウンがやってくる理由を考えたことはありますか?

登り調子で来ていたのに壁につき当たるのがなぜかというとそれぞれの成長段階で、出てくる課題が違うからです。

成長したら、その成長した段階での次の課題が見えてくるものなのです。

成長して初めて見えること、わかることってけっこうありますよね。

だから、アップダウンは自分ががんばって成長している証ね、くらいに思ってみましょう。

そうしたら、アップダウンを予定に入れるのも自然の成り行きともいえます。

アップダウンも、後になれば忘れているか、またはそれほどたいしたことなかった、と思えるときがやってきます。

そちらを信じることにエネルギーを注いでほんの少しだけ、自分に対して根気を持っていてください。

そして、自分がそもそも何を目指しているのかどうしたいのか、どうなりたいのか、その基本を思い返してみましょう。

目先のアップダウンに気をとられて足元をすくわれていたら、もったいないですよ、ね。

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