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できることからやったらいい

自分には何もできないなあ、と思うときはありますか?

そんなときは何をしますか?

たとえば、自分の目標が見えなくて何をやるのかわからないとき。

やるべきことはあるけれど、ありすぎてわからなくなる、または、どれから始めたらいいのかわからないとき。

誰かを助けてあげたいけれど、特別できることが思い当たらない。

などなど。

できることがない、と思っていても、もう一度考えるとあるのです。

ないはずがない。

何をするのかわからないなら、何をするか考えることができます。

待つことももしかしたらひとつかも。

やるべきことがありすぎるなら、今できる何か小さなことでいいのです。

または、たくさんあることをしっかり整理してプランにする。

誰かに相談してみる、とか。

誰かを助けてあげたくてもできることがないなら、その人に少しでも楽になるように、愛を送っておくとか。

英語で、”wish well,”とか、”send love”なんていうように日常でもよく使われます。

日本語で似たように使うのが「がんばってね」かな。

訳としては違いますが。

別に何か物理的なものを贈るのではなく、気持ちを贈っておくのです。

何もすることがないときでも、相手を思いやることはいつでもできます。

気持ちは見えないから。

もしかしたら通じないし。

贈っているのも気づかないかもしれないけれど。

別に通じるのが目的でもなし、相手に気づいてもらって、感謝してもらうのが目的ではないから、いいのです。

誰かを思いやることに満足したらいいのです。

それこそ、無条件の愛で、期待せずに気持ちを贈っておくこと。

こうして、できることが見つからない、と思っている状態にもできることって必ずあるはず。

そういえば、マラソンでも、最初から42キロ走れる人なんていなくて、最初は歩くことだったり、1分走ることだったりします。

できることからやらないと、先がありません。

できることをやる。

そんなことを続けたら、その先には「たくさんやった」「たくさんできる」ことになります。

また、何をするかがよくわからなくて押しつぶされそうになっている状態にいる人です。

なんだかつい、できること以上のことをやらねば!とか。

できないことをこなさなくちゃ!と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。

今できること以外は、今はできないし、今はできなくても、少しずつこなせばいつかできるようになるかもしれない。

また、もっとやらなくちゃ!と思うことがプレッシャーになって、かえって動けなくなってしまうこともあるのです。

本当は、目の前にあることをこなすだけでも何かやっていることになるし、できることのプランを立てるのも何ができるか考えることだって、何かやっていることになる。

実際、本当に何もできないときもあって、そんなときはじっと待つのが、できることのひとつになることも。

待つのは何もやっていないように見えますが、そうでもないはずです。

また、何もできないなら、自分の考え方を変えてみるのもひとつのオプションかも。

何もできないと状態も実はそこに何か意味があるのかもしれませんから。

できることを探してそれをやっていたら、十分です。

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