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自分で限界を決めているのかも

何かができていないとき、実は、自分で限界を決めているからかもしれませんね。

何でもいいのですが、私には無理と自分で頭から決めているとき、または難しいと思っているとき、ないですか?

何が可能で不可能で、って本来はわからないことのほうが多いのに、意外にも何もする前から、自分の中でこれはできる、これはできない、と決めてかかっているもの。

たとえば、頭の中では、自分を変えたほうがいいとわかっていても、自分の考え方を変えるのはなかなか難しい、とか、今までがネガティブだったから前向きになろうとしても難しいと思う、とか。

限界を決めていると、その線の向こうに飛び出そうとは心も頭も動かず、確かにその限界説は真実になってしまい、ますます「難しく」なります。

難しいと言っているから難しくなるのか、難しいから難しいと言ってしまうのか、にわとりと卵のようなお話でどちらが先か思うかたもいるでしょうが、言葉が先です。

現実に、ネガティブな目によく遭うときは必ずネガティブな言葉使いをしているし、人生は戦いだと思っている人は、本当に毎日戦っています。

言葉が私たちの現実を作るのが真実。

だから、”change your language, change your life”ってよく言います。

言葉を変えて人生を変えなさい、という意味です。

この他にも、先人達は、以下の様な言葉を残してくれています。

「幸福も不幸も、あなたの言葉の使い方次第で決まります。」佐藤富雄(作家)

「言葉遣いを美しくすると、不思議なことに世界が変わります。嘘だと思うのなら、試してごらんなさい。」美輪明宏(歌手)

「その一語一語、その言葉のすべてが、人生に直接的に影響する暗示となる。」中村天風(思想家)

普段どんな言葉を多く使っているのか、自分の言葉の使い方を振り返ってみる。

普段どんな言葉を使っているのか、意識して振り返ってみる。

いつもどんな言葉を使っているかをチェックして、前向きな言葉を使うようにしてみる。

無意識の内に出てくる言葉は、その時の気持ちを反映しています。

無意識の内に使っている言葉に、その人の気持ちや考え方は表れるものです。

使う言葉を変えていけば、無意識のうちに考え方もその言葉に影響され変わるはず。

そう、意識して使う言葉を変えていけば、そのうち考え方も行動も変化してきます。

そして、意識しなければ気づかない言葉を変えていけば、考え方も変わってきます。

だとしたら、すべてのことを肯定的で前向きな表現で表すように練習してみてください。

言葉が現実を作るのだとしたら、本来私たちは今よりももっともっと、言葉使いに気を使うべきなのです。

普段どんな言葉を使っていますか?

これからはどんな言葉を使うように意識しますか?

いまの状況をどんな言葉で表現しますか?

自分について、どんな風に言っているでしょう?

これからの人生について、どんな風に言っているでしょう?

普段自分が何を言っているか何を思っているか、自分で気づいていないと変えようもないですから、まずは今、自分の言葉がどんなものなのか、よく意識して観察してみることからはじめます。

周りの人にもチェックしてもらってもいいですね。

難しい、とか、私なんか、とか、できない、とか、言っていないでしょうか。

また、「しなくては」とか「やるべき」と言いながら、無意識に自分を追い詰めたり必要以上のプレッシャーをかけたりしていませんか。

自分についてネガティブに言ったり、思ったりしたらそのまま現実になっていくし、これからの人生は大変だと思うなら、それは本当になるでしょう。

言葉を変えるのは、毎日の意識の問題。

言いかたがネガティブだな、と感じられたら、別な言い方を選んで言い直します。

たとえば、難しいは、”difficult → challenging”と英語なら言い換えますが、日本語なら、同じようにチャレンジと言ってもいいし、なんとかなるさ、なんて言い変えてもいいかもしれません。

それから、自分を変えることについて。

自分を変えたほうがいいけど、なかなか・・・・・・と思うなら、言いかたを変えてみましょう。

そもそも、まず今のままの自分で完璧、と今ある自分を肯定することから始めたいので、自分を変えよう!

変えなくては!となる必要もありません。

すべての変化は、実は自然の成り行きとも言えるし、成長の過程で必ず起こるもの、と考えてみてはどうでしょう。

変化を、言葉で言い換えれば、成長、進化、なんていう表現もできます。

今の自分から始めて、成長していけばそれでいい、と考えたら、変えよう!

変えなくては!と追い詰めなくてすむし、プレッシャーも減るはずです。

成長するのは楽しいことなので、「変えるのは難しい」から「成長するのが楽しみ」となります。

そうしたら、限界を決めてしまうことなくなるでしょう。

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