しんどかった過去の話。
こんにちは。
なにぶん初めてなので
文章になっているか不安ですが、、、
吐き出したかったことを書いてみました。
のんびりお付き合いいただけると幸いです。
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(自伝風に)
高校に入った時点で、私は大学に行くだろうと思っていたし、その事に関してなんの疑問もなかった。
進路を決める時期になってもその考えにゆるぎはなく、家庭の経済状況も鑑みて、国公立大学に行こうと思った。
私立大学でも良いと両親からは言われたけど、3人兄弟の長男の勝手な気遣いから、「国公立大学に行く」ということしか考えていなかった。
しかし、国公立大学には擦りもせず、私立大学に行く事になった。
高3の後期の段階で、自分は国公立には受からないだろうと薄々感じていたのだが、それが現実になった瞬間、ものすごい罪悪感に苛まれた。
「自分は私立大学に行ってもいいのか」
「自分が私立大学に行ったことで、今後家計がもっと苦しくなるんじゃないか」
「学費は払えるほどの余裕がうちにはあるのか」
そんなことを考えれば考えるほど、大学に魅力を感じなくなった。
これから始まる大学生活に希望を抱けなくなった。
わたしが私立大学に行くことに関しては、それでも良いと両親が言ってくれていたから、家計的にはなんとかなるという見込みがあったのだろう。
でも、それは自分の思い描いていた人生とは違うものだった。
わたしが国公立に行って家計に余裕を持たせたい、という私の思いは儚く散ってしまった。
それから、何をするにもお金のことが頭をよぎった。
学費、交通費、教科書代、サークルのためのお金、交際費などなど、実際はなんとかなっていたのだが、お金を使うことに抵抗感を感じ始めていた。
そんな毎日を過ごすうちに、鬱っぽくなった。
これから勉強しないといけない、将来のためになんらかの資格も取らないといけない、バイトを始めてお金を稼がないといけない、やりたい仕事も見つけないといけない、、、
「やりたいこと」がどんどんなくなって「やらないといけないこと」が増えていった。
常に何かに追われているように感じて、死にたいと思うことも増えた。
大学もしんどいし、サークルもしんどい。
何度もやめようと思った。
でも、もう少し、もう少し、って自分を鼓舞しながら過ごしていた。
もっと早くに休ませてあげればよかったなぁなんて、今になって思えることで。
その時はずっと何かを考えていたし、何かに追われていたし、しんどくて、「死」がずっと傍にいるような気分だった。
大学、サークル、友人関係など、生活に関わるもの全てが義務に思えてきて、何をするにも億劫だった。
周りの友達は楽しそうにキャンパスライフを満喫している。そんな中自分が過ごしているのは真っ暗な毎日。
そんな自分が惨めに思えて、悔しくて、
でも、変わることができない自分に呆れ果てていた。
あれが鬱だったのかどうかはわからないけど、きっと普通じゃなかったんだろうなぁと思う。
そう思えるだけでもだいぶ回復したんじゃないかなぁなんて思ってしまうくらいには。
何をするにもしんどくて、つらくて、生きていることが申し訳なくて、やりたいこともない、なんのために生きているのかもわからなかった。
回復したなぁと思えている今でも
まだしんどいなと思う日が多い。
ようやく始めたバイトも、始めてからの3ヶ月間は本当に地獄のようだったし、今でもバイトの前日になると憂鬱が襲ってくる。
まだまだ全快とまではいかないかなぁと感じる瞬間は他にもいっぱいあるけど、
真っ暗だった毎日から少しづつ抜け出している実感もある。
サークルとの距離の置き方を覚えた。
行きたくなかったら行かなくていいと考えられるようになったし、
行きたくないと伝えることもできるようになった。
サボることも大事なんだなぁと思えるようになった。
授業に行って新しいことを学ぶ、知る楽しさもわかってきたし、授業に対する心構えが軽くなった。
つまらない授業もあるし、こんな授業なんのためになるんだと思うことも多いけど、15回の授業のうち、興味深いと感じる授業が2、3回はあるし、10分ぐらい遅刻してもなんとかなる。
お金を使うことに対する抵抗感は少しずつ、少しずつ、なくなってきているように感じる。
そのおかげで、お金を対価に得られる楽しさを感じることができてきている。
好きな服を買えるようにもなったし、友人とお洒落なダイニングバーにも行けるようになった。
好きな漫画を買うこともできるようになってきた。
普通のこともしれないけど、自分にとっては大きな進歩だなぁと思う。
しんどいことはまだまだ多いし、心が疲れていると感じることもまだまだ多い。
だから
もっと自分を褒めて、甘やかして生きていこうと思う。
自分を褒めることができるのは、自分しかいないんだなぁ。
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お付き合いいただきありがとうございました。
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