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Chat GPT4の使い倒し術_ 人事マネジメントでメンバーの潜在力を引き出す方法
最近、ChatGPT-4についてのYouTubeやブログが目に付きますが、多くの人は、自分の仕事にどう活かせばいいのかイメージできないのではないでしょうか?
私も昨年11月からChatGPT-4を使い始めたとき、せいぜい分からないことを質問する程度で、それくらいのことならGoogle検索でもいいんじゃないかと思っていました。
でも、ここが将来AIを使いこなせるかどうかの別れ道なんです。
そこを乗り越えることができれば、仕事の生産性が一気に上がります。
今日はそれについてお話しします。
1.さて、何に使おうか?
以下の記事は、いきなり仕事に使うのではなく、まずは趣味や自分の生活に直結したことに使うことをお勧めしました。
ゴルフに限らず趣味で実践したことを心赴くままに音声入力すると、クライアントの特性や強み、課題と効果的な戦略戦術をChatGPT-4が教えてくれる方法を解説しています。
2.ChatGPTを、メンバーのマネジメントに使ってみた。
組織で成果をあげるためには、メンバー全員をマネジメントすることが必要です。
マネジメントでは、メンバーの成果(プロセスと業績評価)や特性(行動特性と強み)を理解し、適切な戦略と戦術を立てて成果を上げる必要があります。
なぜなら、メンバーの「プロセス評価」と「行動特性」と「強み」を時系列に記録することが必要ですが、多くのマネージャーはメモや記憶で評価しているのではないでしょうか?
実は私が現役の時がそうでした。
今思うとメンバーの行動特性や強みは主観で評価していたように思います。
3.ChatGPTの使い方次第で、メンバーの生産性が大きく変わる。
こんな実験をしてみました。私が現役の時に、メンバーの報告を時系列に記録していました。
この記録を、ChatGPTにドラッカーのフィードバックメソッドを覚えさせたGPTs(GPTストア)に音声入力とフィードバック分析をさせてみました。
【ChatGPTに音声入力した】
2023年4月6日、アジア市場向け△△用農業機械の価格打ち合わせを〇〇社と実施した。
・販売単価41,100円、販売単価43,155円と決定した。
・〇〇社はどこ商社もコンタクトをとっていない。
・今後、重要なビジネスパートナーになる可能性。
【ChatGPTにフィードバック分析させた】
音声データを元に、AIが自動的にフィードバック分析を行います。
日付け:2023年4月6日
テーマ: アジア市場向け△△農業機械の価格設定
担当者: Aさん
1. What(現状分析)
・アジア市場向け△△農業機械の価格打ち合わせを〇〇社と実施。
・販売単価を41,100円、売り単価を43,155円と設定。
2. Why(仮説)
・〇〇社は、他商社とのコンタクトがない為、価格設定の自由度が高い。
・〇〇社は、市場の需要とコスト構造を分かっている。
3. Why(課題)
・〇〇社と良好な条件の価格交渉をして、パートナーシップを構築する。
・市場での競争力を維持しつつ、適切な利益を確保する戦略を立てる。
4. How(戦術)
・価格交渉では、製品の品質とコストパフォーマンスを強調。
・競合との価格比較を行い、市場ニーズに合わせた価格戦略を策定。
【ChatGPTに〇〇さんの特性を分析させた】
上記のフィードバック分析から、AIが以下を分析します。
1.〇〇さんの成果
・特定アジア市場向け農業機械に関して、仕入単価41,100円、販売単価43,155円で〇〇社と合意し、市場の先取りを行ったこと。
・未開拓市場において競争上の優位性を確立し、将来的な重要なビジネスパートナーとの関係を築く基盤を作ったこと。
2.〇〇さんの強み
・専門知識: 特定市場に関する深い理解と専門的知識。
・交渉スキル: 価格交渉を成立させる高い交渉能力。
・市場分析: 他社が注目していない市場機会の洞察。
3.〇〇さんの行動特性
・先見の明: 新しい市場機会を見極める洞察力。
・計画性: 長期的なビジネス関係の構築を見据えた戦略的な行動。
・柔軟性: 変化する市場状況に応じた適応力。
ご覧のように、上記はStep1~Step5までAIが分析を行いました。これを使って、毎月メンバーと個々にコミュニケーションすれば戦略戦術を共有し、メンバーの強みを活かしたマネジメントができるようになります。
Step1 〇〇さんから報告を受けたことを音声入力した。
Step2 ドラッカーのフィードバック分析をした。
Step3 〇〇さんの成果を分析した。
Step4 〇〇さんの強みを分析した
Step5 〇〇さんの行動特性を分析した。
さらに詳しくは以下の記事で解説していますので、ご興味ある方は是非お読み下さい。
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