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1行もコードが書かない67歳の爺さんが、AIプログラマーになれたワケ

前回の記事では、「1行もコードが書かない67歳の爺さんが、AIプログラマー」になる手段について書きました。

つまりCursorや色んなツールを使えばPythonやHTLMやJAVAやCSSを知らなくても、AIがコードを生成してくれる方法について書きました。

今日は、完全リタイヤした爺さんが、なぜこの手段を使ってお客様からオーダーをいただけるようにようになったのかについてお話したいと思います。

このことは、セカンドライファーだけではなく、起業したい人にも参考になる事例ではないかと思いますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

1.「高いハードルにみえても、実はそうでもない」ことに気づくこと

いま、WEBスクレイピングのプログラムを作り、営業戦略を立てるシステムを提供しています。

もう少し詳しくお話すると、WEBスクレイピングで得た企業情報(違法行為ではない範疇)を、Perplexityという企業情報を分析するAIに繋げて営業戦略データを作っています。

恐らくプログラミングやAIと縁の薄い方が、これを読んだ瞬間
「なんだか難しそうだなぁ。AIなんて俺には無理だ」
と思われたと思います。まさに高ーーい 高ーーいハードルに見えたのではないでしょうか?

私も最初は、一般的なChatGPTに質問して、企業ひとつひとつの情報を入力し、生成された答えをコピペし、エクセルで整えて納品をしていましたが、この作業は、かなりの時間を必要とします。

「これじゃ 全然 遊ぶ時間ないじゃん。俺セカンドライファーでしょ?」と思うようになって、AI系のYoutubeを見まくった結果、Pythonでプログラミングできれば、色んなAIを繋げて情報分析させることができることがわかりました。

しかも、PythonのプログラミングもCursorというエディターを使えば、日本語で「こういうプログラムを作って」とプロンプトで指示すると、AIがコーディングしてくれると言うじゃないですか! 

当然、即日 Cursor有料アカウントを取って、即作業。
もちろん、最初はエラーばかりでしたが、やっていくうちに段々プロンプトの指示の仕方が分かってきてエラーの数が減少していく。
さらにPython言語なんて触ったこともなかったのに、次第に読めるようになってくる。

ここまでくると、やり続けるのみにです。
なんとか使えるプログラムができるまでにかかった日数は1っか月。
お客様も、大変喜んでいただけるものができました。

2.やってみて、やり続けてみれば、大概のことは大したことではないことが分かります。


プロのAIプログラマーに、私のプログラムとやっていること(アルゴリズム)を見てもらったら「飯田さん。これ一か月でできたの?Python知らないのに?」と言われました。

自慢話をしたいのではありません。
ここでお伝えしたいのは、世間で難しいとか、無理なことだとか言われていることは、意外にそうでもないということです。

かえって何も知らない方が、恐れをしらないので粛々と愚直にできてしまうのかもしれません。

3.無理だと言われている問題を探してみましょう

以上は事例としてAIを使ったビジネスモデルのお話をしましたが、これはAIに限ったことではなく、世間で「あんなこと出来たらいいな」「あんなことできるはずもない」ということを、単純にChatGPTに聞いてみると、意外な解決策を提案してくれることがあります。

その解決策が、ハードルが高いと思われたことでも、今は様々なAIを使って戦略を構築し、実践と検証を繰り返していくと、知らない間に成功できる時代になりました。

まずは、問題を探してみてAIにぶつけて課題と解決策を見出すところから始めてみてはどうでしょうか?

4.新しいことを始めたいセカンドライファーの心構え

私は67歳の爺ですが、同年の人たちを見回すと3つのタイプがあることがわかります。

1つ目のタイプは、旧友と交わり、過去の思い出話を楽しみながら日々過ごしたいタイプです。

2つ目のタイプは、過去の自分のキャリアを活かして何か新しいことをしたい。新たな出会いより旧友と交わることが多いタイプ

3つ目のタイプは、過去のキャリアに拘りはなく、常に新しいことに興味を持ち、過去の旧友との繫がりは維持しつつも、新しい出会いの人たちと活動している人。

1つ目のタイプと3つ目の人は、そのまま人生を送ればよいと思います。そこに幸福を感じてるのですから問題ありません。

問題は2つ目のタイプの人です。
何かしたいが、新たなチャレンジに踏み出せない。
なぜなら、新しいことに高いハードルを感じてしまうからです。
もう一つ理由があります。それは旧友との交わりです。ここにいれば居心地もよく学びも努力も不要です。しかし、そこに居ては何も新しいことは生まれるはずもありません。

新旧織り交ぜた人達の交わりを増やすべきです。

今日は、ちょっと説教じみたブログになってしまいましたが、皆さんはいかがお考えでしょうか??


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