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アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第2章 #シャニアニネタバレ 感想記事

お疲れ様です。
バウアーです。

第1章はストレイライトの活躍が
とても目立った章と言えるでしょう。
登場の派手さ、
個別エピソードの展開、
ストレイライト合流後の283プロのストーリー。
どれもストレイライトのメンバーが
注目されていました。

それでは第2章はどうなるのか?
分かり切った話だとは思いますが、
ノクチルのターンとなるのは目に見えていました。
浅倉透が遂にスクリーンに登場。
あの透明感のあるアイドルが、
シャイニーカラーズのストーリーに登場し、
どう掻き回すのか。
それが楽しみでした。

一方で予告編に登場した咲耶、
千雪の存在も見逃せない。
enza版シャニで評価の高い原作シナリオが
使われるのは確実と思い、
その方での期待も抱きながら映画館に行きました。

①第5話

樋口円香の視点からノクチルのストーリーが展開。
幼馴染のカルテットは透がいつも行き先を
決めているのに慣れていたとはいえ、
今回ばかりは不安感が少し漂う。
そんな中で決まったデビューのテレビ番組は
食い違い頻発で透ばかりに注目が集まる
番組構成となってしまった。
さて透、そして円香や雛菜、小糸はどうなるのか?

ノクチルの中で透は幼馴染グループの
中心人物としていつも3人を引っ張ってきました。
それこそ幼少のころから。
自然とあふれ出る魅力に引き付けられて、
いつも行動してきた4人組。
その4人組の中心人物である透は、
いつも掴めない感じでどこか不思議さと
透明感がある人物。
それが透。

そんな透は友人思いの部分を隠しています。
デビューとなったテレビ番組では
透中心に番組進行が進み、
円香たちは添え物状態。
しかもステージは口パク。
ある意味ノクチルを侮辱しているとも
捉えられないかのような仕打ち。

これに対して透は静かに対抗。
そしてそれに応じたメンバーたち。
結果は口パクばらしをするという、
型破りなデビューとなりました。
これはジムシャニでも描かれていましたが、
やはりアニメで見るとそのステージの
異様さをとても感じました。

結果的にはノクチルのデビューは
散々なものとなってしまいましたが、
シャニPはノクチルの、
透の縛られないスタイルに魅了され、
納得感さえ覚えていました。

ノクチルの独特さがエピソードに溢れていました。

②第6話

ノクチルの散々なデビューがあった一方で、
先にデビューしたメンバーたちは
次の企画に向けて各々のユニットで
独自活動を開始。
その中で垣間見れる、
ユニット内での心の模様は、
まさに多色さを感じられるものでした。

この話では透と真乃が絡むシーンがあります。
アイドルとは何か?
努力してなるものなのか?
どんなアイドルになりたいのか?
芯の部分への問いかけが多めの
二人の会話。
真乃は真乃なりの答えを導き出しつつあり、
それに感化される透。
この二人の絡みあいは雰囲気の良さを
感じるシーンでした。

また後の話に繋がるような、
各ユニットの人間模様のワンシーンが描かれて、
先々が気になるような導線が敷かれています。
第2章、
第3章に繋がる、
撒き餌となるシーンだと思いました。

③第7話

「最近バラバラのアンティーカ。
どう思う。」
この思いを、
三峰結華は白瀬咲耶にぶつけました。

咲耶は個別の仕事が増えていることに対して
表向きは喜んでいるものの、
内心は寂しがっていた。
それがいつしかユニットへのすれ違いを生み、
三峰は気付いて動き出す。
咲耶が零した思いを聞き取った摩美々。
アンティーカの歯車が回りだすエピソードです。

白瀬咲夜の家庭は実は複雑なものがあります。
所謂父子家庭で、
父親が仕事の時は家にいるのは咲耶一人。
これが咲耶の寂しがり屋の人格を形成し、
いつもユニットや個人の意向を
本人自身の意向よりも優先しがちな
性格の大元となっています。

それがこのエピソードではユニットの
ギクシャクさの原因となり、
それに気づいた三峰や摩美々が
大きな役割を果たしてくれます。
運命の歯車を回すことをユニットテーマと
しているのに、
その歯車がいつしか空回りして、
寂しがり屋の咲耶の心に暗い影を落とすことに。

しかしそこで三峰は気付き、
咲耶との距離感を一気に縮めました。
三峰結華の人間性が大きく働き、
この話のキーパーソンとしての大きさを
改めて気付きました。

④第8話

アルストロメリアのメンバーの大崎甘奈は、
復刊する雑誌、
「アプリコット」のカバーガールオーディションの
合格を目指していた。
しかし「アプリコット」は千雪にとって
思い入れの強い雑誌であり、
カバーガールを目指す甘奈を素直に
応援できない気持ちが湧いていた。
千雪の本心は?
甘奈の心持は?
甜花の思いは?
各々のメンバーの心の模様がこのストーリーの
魅力と言えるでしょう。

あーあ、
来ちゃったこのエピソード。
アルストロメリア担当Pとして、
このエピソードは皆さんに
読んでもらいたいenza版シャニの
ストーリーです。

キーパーソンは千雪と捉えています。
「アプリコット」のファンである千雪。
かつての愛読者は立場が変わり、
成人してアイドルとなりました。
仕事次第では雑誌の表紙を飾るのも、
ありえないことではない。
ならば復刊する「アプリコット」に
手が届くのならば、
挑戦したい気持ちが湧くのは自然と言えるでしょう。
でも挑戦する甘奈を応援したい気持ちがあり、
板挟みとなってしまう。

甘奈は甘奈で「アプリコット」への
強い思いを抱く千雪を思いたい。
彼女の気持ちを邪魔したくない気持ちがあり、
真っ直ぐにオーディションに臨めない事態に。
これまで目立ってぶつかることの無かった
アルストロメリアの人間関係が、
明らかにギクシャクしだしたのは
注目点と言えるでしょう。

では甜花は?
偶然とはいえ甘奈の挑むオーディションが
既に内定済みでオーディションは形だけという、
裏事情を知ってしまってこちらも複雑な思いが
心の中に湧いています。
甜花はこのエピソードでは傍観者の立場になり、
何かしたいけど何をすればいいか分からないという、
ジレンマ状態になっています。

恐らくシャイニーカラーズのユニットで
一番仲良し感を出しているアルストロメリア。
そのメンバーが目立ってギクシャクする。
それも互いを思うが故に起こってしまった
ギクシャク。
心優しいから起こったギクシャクは、
何とも言えない気分になります。

おわりに

今回はシャイニーカラーズらしい、
濃厚なシナリオが目立った章となりました。
ノクチルの内面を押し出したエピソード、
アンティーカ、
アルストロメリアの個別ユニットエピソードは
人間ドラマ濃い目の内容でした。

次の3章でも期待が持てることでしょう。
ストレイライトは愛衣、
放クラは智代子がピックアップされるでしょう。
是非とも見てみたいです。

2ndシーズンも次で最終章。
何を持ってくるのかを見てみたい。
シャニアニとしてのアニメは
どういう手法でドラマを見せるのか。
それを期待したいと思っています。

それはその先のことも見越しての
期待です。
それこそ自分は3rdシーズンがあるなら、
見てみたいと思っています。
1stシーズンの最終章の終盤で
ストレイライトとノクチルのシーンが
挿入されたように、
次はシーズが挿入されたらそれは
面白ことになるでしょう。
見てみたいものがあります。

ただルカも入れて3rdシーズンもやるとしたら、
枠が足りないというか、
時間をかけてストーリーを
作ってほしいと思うのです。
シーズとルカのストーリーの重さは
シャイニーカラーズ随一ですし、
仮にアニメにするならじっくりと
コトコト煮込むのが良いと思うのです。

とアニメ展開の展望はここまでにして、
この記事ではここで筆を置きます。
楽しい楽しいシャニアニを
今年一杯楽しみたいと思うPの一人として、
次も楽しみにしているので、
シャイニーカラーズをエンジョイしたいと
思うのです。

それでは、
失礼します。

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