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どこかずれている僕は義務教育を受けてないからなのか

僕は小学校1年性から中学校3年性まで不登校であった。

それによる影響なのか、コミュニティに属することが困難になった。

というより困難に陥るのは、同質性が高いコミュニティに限られている。その中では異端者として認識され、秩序を乱すものとして、ゆるやかな排除を受けてきた。

サークルや部活なら自分で選択して、属するか決定できるので大丈夫だったが、仕事となると管理、隔離されるのでかなりきつい。

週に5日10時間ほど、阻害されながら仕事をしてきたが、今でもゾッとする。

これらのストレスはハムスターのような僕の精神はガタガタにし、他者が全て敵に見えてくる。
視野が狭くなり、好奇心がなくなり、肌が荒れ、タバコをより吸い、ジャンクフードを食べ、布団に潜り込む、朝を憎み、出勤する電車が脱線しないかなぁっと非倫理的になり、憂鬱になる。

僕はオデュッセイアほど不運を受け入れる強さはないし、ムルソーほど価値観が完全にずれているわけでもない。その中で僕がとった選択は逃亡であった。

嫌な環境に耐えるということから人間的な成熟はあるだろう。その不条理が人生を、生きるということを剥き出しにしてくる。

だが、そんな暴風に身を置き、人生を味わったところで、カチコチになった僕の身体は耐えれずにお釈迦になることが目に見えたのだ。

四半世紀生きたこの人格を変革するたまの努力よりも、この人格の心地よい環境を追い求める努力をしようとしたことだ。


アデュー

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