「女性性と男性性のバランスがいい人がモテる理由」〜あなたの女性性、使えてる? vol.2

女性性と男性性、つまり右脳と左脳の使い方が統合されている人がモテる。というのが、この記事のテーマ。前回からの続きです。

女であれば女性性が使えているのは当たり前ではないか、とあなたは思うかもしれない。否。実は本来生まれつき備わっているはずの女性性が、環境によって発揮できなくなってしまっている女性は多い。

例えばこうだ。
ケース1.不仲な両親の元で育ち、不幸なお母さんを守るために自分は幼い頃から家庭で男性的な役割=合理的に考え、実務的な作業を自分が担わねばならなかった。

ケース2.感情的になることを嫌う家族やパートナーと一緒に住み、自分の自然な感情を表現することを長年抑圧されてきた。

ケース3.出世するためには男性の同僚たちと同じように振る舞うことが求められるような職場で、女性らしい気遣いや柔軟性を見せることが「弱い」と見做されるため、好戦的で鈍感なタイプを演じてきた。

ケース4.家族の中の誰か(主に女性)がものすごくヒステリックで気分屋で嫌な思いをしてきたため、女性らしさ=悪いものだと思い込み、自分が感情的になるのが怖い。

などなど。少しでも思い当たるところがあれば、女性性を抑制している可能性がある。

私が行なっている恋愛コンサルサービスでも、恋愛や婚活が上手く行かないと悩む女性たちに話を聞いて行くと、その原因の根底にあるのが「女性性を使えていない」、「女性性の使い方を忘れてしまっている」というのが判明するケースが最近続いている。

彼女たちの共通点は、何が自分にとっての喜びかを忘れてしまっているところ。

そのため、仕事では目標がありそれに向かって実務を遂行して達成できる知性と行動力がありながら、プライベート、特に恋愛のこととなると、途端にポンコツになり、自分が本当は何が欲しいのかわからなくなる。
自信がないから世間の価値観を基準にし、常に誰かに合わせて、居心地の悪い関係からいつまでも抜け出せずにいたりする。

それはなぜか。
恋愛は左脳だけでするものではなくて、むしろ情緒や感覚といった、右脳を働かせるものだからである。恋愛はフィーリング、とよく聞くでしょう? そのフィーリングは、女性性が司るものだから。

ではどうすればこういう状態から、女性性を取り戻して生かして行けるように持って行けるのか。

Vol.3に続く。


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