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Suchmos活動休止(英単語1つで人生の本質が学べる!78)



Today's English

Suchmos 「サチモス」(日本のアーティスト)

go on hiatus「活動を休止する」(hiatusは「休み」という意味)

take a break 「休憩する」(breakは「休憩」)

take a day off 「一日休む」(day offは「休み」)

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Content

突然、大好きなアーティストが活動を停止してしまった。

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太陽すら起きていない朝。かすかにバイクの音が聞こえる。あたり一面は静けさを保っているように見えるが、おそらく頭がまだ寝ているだけだろう。本来ならば、風の音、水のせせらぎ、木々がなびく声、一つの空間に発生する様々な摩擦音が聞こえているはずだ。

意思を固めて身を起こす。一呼吸する気力もなく空間を上下し、やっとの思いでケトルのスイッチを押す。

コーヒーで目を覚そうと奮闘する。しかしながら、脳はピクリとも動かずまだ温もりの最中だ。胡蝶の夢の中でパンを手にとり、食べたか食べていないかも分からず身支度をしようとする。

玄関にiPhoneを置く。それと同時にSuchmosの曲が流れ始める。最近はYokohama ARENAで行われた「get lady」のライヴver.ばかりを聴いていた。

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音が耳に入るや否や、ここは現実世界であると認識する。夢から飛び出て、心地良い空間に閉じ込められる。しかしこの心地よさは再度夢へと誘い、夢と現実と交錯させる。

歯を磨き髪を洗う。出発する頃には次のトラックへと移り、それは別の心地よさを提供してくれる。

毎日のルーティンであったのだ。


しかしながら、突然、Suchmosの活動は休止された。

(Suchmos which is one of the most famous Japanese rock band
in Japan went on hiatus at the beginning of February, 2021.)

活動休止


基本的にポジティヴな人間だが、半日は地獄のようなメンタルであった。聴いているときには気付かない。横浜スタジアムの際に言った「Suchmos第二幕をお楽しみに!」という言葉と、最近レコーディングを行なっていた彼らの様子を踏まえると、まさか活動を休止することがあるなんて思いもしなかったのだ。

一緒に人生を歩んでいくものとばかり思い込んでいた。歳が比較的近いせいか一緒に歳を取り互いが成長していくように感じていた。映画監督のChristopher NolanもSuchmos同様にこよなく愛する一人だが、彼は今現在50歳である。生きていた時代が異なるし、何せ文化が異なる。加えて歳が離れているため近寄り難き存在でもあるのだ。尊敬の念が強く、共に人生を歩んでいくと言ったような感覚はなかった。

反対にSuchmosは歳が近く親しみさすさもあったのだ。文化も同じで「in the zoo」の考え方は自身と共通する点もあったため共に歳をとっていくことを楽しみにしていた。

だが、その展望がなくたったがゆえに悲しみに暮れている。心に穴が空いたような状況である。放心状態に陥り、思考は宙へ舞う。景色は暖色が寒色へと移り変わり、もはや白黒である。くうううううう休止といえども、大体のアーティストは一旦休止してしまうと2年は帰ってこない、、2年経てばもう27歳である。

本当に好きなアーティストの活動が休止されるというのはこのような気持ちなのか。昨年、2020年に嵐も休止したが、嵐ファンもさぞかし哀しかったのであろう。筆者の周りにもいたがあの時はそんなに悲しくないような返事をしてしまい申し訳ない。あの時は絶望だったのであろう。

とりあえず、待つしかないという結論に至った。メンバーが言うようにポジティヴな活動休止であり修行期間である。長い人生、常に仲良く同じ道を目指すのは稀であるし、6人が同じ方向を向くのはなかなか難しいであろう。皆が一人一人の人生を持ち、誰かが不幸なときに誰かが幸福な時もある。暗い時もあれば明るい時もあるのだ。

そう言う点では、一時休止は仕方ないことなのかもしれない。むしろ蛇の脱皮のように、新しい古い殻を破るための時間なのかもしれない。成長をするためには一度挫折をし辛い状況に陥ることも必要なのかもしれないのだ。

特にヴォーカルのyonceはおそらく歌詞から分かるようにネガティヴな一面を持つ人物である。多くの人が気にも留めないことに悩み、常に葛藤しているのであろう。文学者的側面がある。これは非常に生きづらい性格である。常に悩み迷う。些細なことに悲しみを感じ、一人で絶望してしまうのだ。自らが絶望を感じに行っているのかもしれない。

そもそもSuchmosが好きなアメリカの90年代のUKロックや60年代のアメリカは社会への反骨精神が色濃く反映されていた時代である。彼らは音楽を単なる娯楽ではなくメッセージ性が詰まっているものと捉えていたのかもしれない。そこには夢だけでなく、社会への不満や苛立ちもあったはずだ。そういう点からもyonceは何か悩んでいたのかもしれない。

そしてそれは共有しにくいのだ。なぜなら、自身で絶望を見つけ対峙することにある種の意義を感じているからである。人間はすごいもので人に苦悩を話すと、気持ちが晴れるのである。しかし、このような人にとって気持ちが晴れることは、等身大の絶望を伝えることができなくなるのであまり良くないのだ。更には、気持ちが晴れたところで世界はなんら変わらないことも知っている。そして負のスパイラルに突入するのである。

そうなった人々の多くは、孤独を選び中には文字にしてきた。もしくはポジティヴになるのである。果たしてどうなるのであろうか。(全く悩んでいなかったら申し訳ない。これは批評家の負の場面でもある。ありもしないことをでっち上げていろいろなものと関連させてしまう。)

とにかく、活動再開を待たんばかりである。その間に、他の音楽も聴いてみよう。yonceと大原兄弟が何も言及していないのは気になるが、どこかで言及してくれると信じて今は頑張ろう。



自然か、傷を癒してくれるのは大自然かもしれない。先日、友人の祖母の家に行き少し街から離れてみた。普段は聞こえない鳥の声が響き渡り空気も美味しい。日常を離れ、非日常である。しかしおかしい。太古からすれば自然が日常で都会が非日常だったはずだ。環境は人を変えてしまう。


Review

Suchmos 「サチモス」(日本のアーティスト)

go on hiatus「活動を休止する」(hiatusは「休み」という意味)

take a break 「休憩する」

take a day off 「一日休む」


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