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カンブリア宮殿に出演!番組では伝えきれなかったBATON+佐藤のストーリーを紹介します

こんにちは。
企業で会社員をしながら副業で仲間と林業会社を立ち上げ、主にPRを担当しています、みぽりんです。

過去のnoteにて、全員が副業として関わるBATON+の働き方をテーマに「役割分担」と「時間と場所」に関してお伝えしました。

北海道十勝の浦幌町とはご縁があって繋がっている私たちですが、こうした活動に至るまでには、一人ひとり異なる背景や想いがあります。

本日はテレビ東京系列の人気番組「カンブリア宮殿」(4/15放送分)でロート製薬社員の副業事例として取り上げられた佐藤功行(のりさん)に、今の形になるまでの背景やBATON+、浦幌町での活動にかける想いについてお話を伺いました。
番組ではお伝えしきれなかったストーリーをご紹介します!

はじまりは東北の復興支援で得た実感

副業といっても世の中には様々なジャンルがあると思いますが、僕が地域と関わっているのは、東日本大震災の復興支援に携わった経験がいちばんの大きなきっかけです。
これからの日本を考えると、少子高齢化や過疎化はますます進行していくことは避けられない中で、限界集落へ落ちぶれていくのをただ待つのではなく、現地のイケてる大人と、ワクワクと未来を描く子どもがいて、そこにスキルのある企業人が加わることで、新しい産業やコミュニティが生まれていく姿を震災後の東北で幾度となく見てきました。
自分自身、これまでフツーのサラリーマンだと思って過ごしてきましたが、この東北での経験を通して“誰かの役に立ち”、“感謝される”ことがあるという実感を得られたことをきっかけに、ロート製薬という一つの会社に留まらず、自分のスキルや経験を他の会社や団体、地域で惜しみなく使いたい、試してみたいと思うようになりました。

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浦幌町にある豊かさは、未来へのチャンスだと思う

東北時代にご一緒していたYahoo!の方から声をかけてもらったことをきっかけに浦幌町と関わるようになりましたが、浦幌町は“豊かさ”で溢れていると思います。
北海道十勝ならではの自然や食の豊かさはもちろんですが、「人の温かさ」が浦幌町の豊かさを表す特色です。未来を担う子どもたちを中心に据えたまちづくりを、大人たちが真剣に考えていること。実際に町長をはじめとした行政の方々が、若者とともに具現化しているところです。こうしてワクワクを企てている大人たちの姿は、きっとまちの子どもたちにとってもキラキラした、カッコいい大人として映っているはずです。これは他の地域と並べてみても、他にない強みだと思っています。

そんな浦幌町と関わる中で僕はBATON+を立ち上げたのですが、子どもたちと一緒に描く “未来” のために、創りたいまちのビジョンに向けて次世代にバトンを繋ぐ “今” を創る会社として貢献できると思っています。
しっかり稼ぎながら、地域から愛されるサスティナブルな会社に育てることが、将来的には子どもたちにとって林業や木加工業を“カッコいい仕事”として再発見してもらえる、それが次世代の林業の担い手へ繋がる…という循環をイメージしています。

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また、町の面積の大部分を占めている森林でとれた木材を使って町内外の人々の生活を豊かにする事もBATON+の価値だと考えています。木材をデジタルデータで切り出し加工できるCNCルーターshopbotを導入したことで、町民の方々や子どもたちが日常の中で欲しいものを町でとれた木材で作れるようになれば、町産の木材を暮らしに取り入れられるようになるので、まちの産業を身近に感じるという事が実現できるのではないかと期待しています。

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自分が、株式会社という形で関わる理由

地域に対して、「○○すると良いと思う」とか、「○○は避けるべきだ」といったようなアドバイザー的な立ち位置での関わり方は自分自身したくないなと思っていましたし、求められてもいなかったと思います。私にとって林業は未知の世界でしたが、僕たち都会のビジネスパーソンにも担える役割は必ずあると思いました。営業やマーケティングなどの得意な業務は任せてもらいながら、林業の知識や専門性の高い業務は現地に任せてスキルを補完し合う関係、適切な役割分担によってお互いを尊敬し信頼できる関係・チームになりたい。そのため会社に参画するメンバーには個人で出資をしてもらい、長い視点でコミットしていく本気度をお互いで示す形をとりました。

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起業から3年目を迎えようとしている今、もちろん良いことばかりではありません。
スタッフがほぼ全員副業という新しいチームの形なので、人材の不足は課題となっています。企画から調達、製造、営業、販売という流れの中で、現地で製造にコミットできる方がいないことにハードルを感じていて、逆にここをクリアできると、より大きく広範囲に事業を展開できるので、会社としても安定するのに、とは思っています。

これからのBATON+でのチャレンジとは

ビジネスの規模を追求するのではなく、地域になくてはならない唯一無二の存在になることが最終の目標です。例えばまちにいる若者が起業する時に、BATON+で出資支援をしてあげられるような会社になる!この想いが僕たちの創業時の理念をつくっています。
会社のメンバーが個人的に潤うのではなく、次世代を担う若者のチャレンジを後押しすることで、地域全体が物理的にも精神的にも豊かになり、それが連鎖していくことを目指せる会社になりたいと考えています。そのためには綺麗ゴトだけではなく、ある程度の売上や収益も必要となるので、自分自身もワクワクしながらしっかり稼げる会社にしていきたいです。

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これからもBATON+は様々なチャレンジを発信していきます。
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