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[ポケカ]フシギバナexについて

【画像出典】ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト
【デッキコード】kVVFkv-kkgEOb-V1kfV5

本稿は拡張パック「古代の咆哮」「未来の一閃」環境でのジムバトル用デッキについて言及する。ポケカ歴1カ月弱の若輩者によるレポートなので、参考にされる際はその点ご承知おきを。

【構築上の着眼点】

1.《フシギバナex》…主力ポケモン

主としてフシギバナexの耐久力と攪乱性能、リザードンexやトドロクツキexの弱点を付ける点に着目した。

特性による自己回復能力を持ち、2手番で倒すには200点/手番相当のダメージを与える必要がある。主要技がこの数値を下回る出力となるポケモン、例えばテツノカイナなどに対しては非常に強く出ることができる。

わざのダメージ性能は150点+どく+こんらんとなる。素の150点やどく込みでのダメージである160点ラインを考慮すると、落とせる対象にはセグレイブ、かがやくリザードン、イキリンコex、カビゴン、サーナイトなどが挙がる。どくダメージは《かがやくヒスイオオニューラ》で20点増やせ、そこまでを含めると草に抵抗力を持つハッサムやブロロロームも1度の攻撃で落とすことが可能となる。

フシギバナexの攻撃が弱点となる主なポケモンにはトドロクツキexとリザードンexの名が挙がる。《かがやくヒスイオオニューラ》を前提とすれば、1ターンで330点をたたき出すことができるためリザードンexのHPを削り切ることができる。

フシギバナは可能なだけ早期に1体、試合終了までに出来れば2体は立てたい。一方で《フシギダネ》のにげるエネルギーはどのカードでも2個となり、過剰供給も事故のもととなることが懸念される。今回は、《ワザマシン デヴォリューション》の影響も少し考えて採用数は3-2-3とし、ここに《ふしぎなアメ》3枚を加えることにした。

2.《キュワワー》《アクロマの実験》…ドローエンジン

当初は《ビーダル》と《ワザマシン エヴォリューション》で試作してみたものの、エネ加速がなくにげるエネルギーも多いフシギバナexにはそもそも《ビーダル》を待つこと自体にリスクを感じ、ロスト軸を採用した。

この型では《キュワワー》4、《アクロマの実験》4を投入。初手の《キュワワー》で引き込むことが見込め、また気軽にロストゾーンに送ることができる《バトルVIPパス》も4枚採用し、先手1ターン目から可能な限り安定した展開ができることを目指した。

3.その他のポケモン…展開の補間

ロストゾーンを活用するデッキとなったので、フシギバナの準備が整うまでのケアが1枚で成立することから、サブアタッカーとして《ウッウ》を採用する。対戦準備で《キュワワー》をバトル場におくことも考えて、採用数は2枚とする。ここに、毒ダメージ増幅のための《かがやくヒスイオオニューラ》1、序盤の育成要因に《リーフィアV》1を採用する。

また、不確実な手段ではあるものの、高速展開してくるトドロクツキexにある程度対抗できることを見込んで《ザル―ド》1を採用する。ザルードのさんれんのムチ(草草)は50%の確率でブーストエナジーの有無を問わずトドロクツキexを1発で落とすことができる。

4.サポートとエネ加速札

とりあえずこのタイミングでコンバットに最低限必要な《ボスの指令》を2枚確保。エネ加速はなるべく早期にフシギバナに草エネルギーを付け終わるために《ナタネの活気》を採用したいと思う。エネルギー過多構築にする余裕はないこと、手段を複数用意したいことから、《大地の器》3+《ナタネの活気》2、《キバナ》1、《ワザマシン エナジーターボ》1とした。

5.エネルギーカード

フシギバナ2体に3枚ずつ必要で、キュワワー等が2回にげることができるエネルギー量が必要と考える。余分を考慮すると、エネルギーカードの枚数は全部で11~12枚程度と見積もられる。序盤のキュワワーと相性の良い《ジェットエネルギー》を2枚投入し、ここで基本草エネルギーは9枚とする。

6.入れ替え札と盤面の準備札

《キュワワー》の特性を円滑に使うため《ポケモンいれかえ》3と《あなぬけのヒモ》2を投入。これはにげるコストの重いフシギバナexにも有効となる。(この部分、ヒモの方が多いほうがいいのかどうなのかまだ私には判別がつかない。)

残り7枠。うち2枚はスタジアムの張替えを兼ねて《ボウルタウン》。2枚は《ハイパーボール》を投入し、残りは《ネストボール》1、《キャプチャーアロマ》1とした。最後の1枚は、序盤の育成を妨害された時のために《すごいつりざお》を1枚採用しておく。(本当はともだちてちょうも入れたいが断念)

盤面の進め方

戦績

11/05 兵庫県伊丹市 CARD BESTさん 16:30-
1戦目  先手 パオジアンex+テツノカイナ 〇
中盤でセグレイブを仕留め、耐久力を押し付けて勝ち。
2戦目  先手 ミライドンex ×
先手1ターン目、キュワワー1体からベンチを立てられず、無念の1キル。
時間余っての再戦では混乱の押し付けが上手く決まって勝利。惜しい!
3戦目  後手 トドロクツキex ×
相手の芸術的な序盤展開が決まり、ベンチのフシギソウがあっという間に倒されて瓦解。ザルードをもっと早くに用意すべきだったかも。


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