「ベイトマンニュース」スコットランドへの移住⑬感謝の大掃除

引っ越しまで後2日。荷造りもほぼ終了したので、今日は朝から大掃除です。

この家に越して来た時、息子はまだ2歳で、日本から越してきたばかり(息子はイギリスで生まれたけど、その後2年間は東京で暮らしていました。)で英語がほとんど話せなかったよなぁ。ティーンエイジャーやった義理の息子を引き取って、4人で暮らしたときは、ちょっと手狭に感じたけど、それでもこの家はほんまに暮らしやすかった。自分たちで床を張り替え、ペンキを塗って、キッチンもシャワーも全部自分たちで手を入れてきました。まさかこの家を出ていく日が来るなんて、信じられへん。
そんな風に思いをはせながら、ほんまにありがとう、と感謝の大掃除です。

私たちがここから引っ越した後には、すぐに別の家族が越してきて、あたりまえのように日常が過ぎていきます。
あんなに一生懸命働いた職場にも、もう新しい人が働き始め、いつも通り病院の一日は過ぎていきます。
長年稽古をしてきた合気道の道場も、これからは私たちがいないまま、続いていくわけです。
そして私たちもまた、新しい土地で、家で、日常を送っていくんですね。
うーん、不思議で、感慨深くて、おもしろいよなぁ。
でも私たちは確かにここにいたわけで、ここで頑張ってきたわけで、それがすべて無くなってしまうわけではなく、新しいものへと変化しながら次の時代へと移り変わっていくのでしょう。

これからも楽しく頑張っていこう。ほんま、ありがとうございました。