日記(12/16-12/24)
たまには普通に日記を書いてみました、が一年ふりかえり記事と被ってしまったところがちらほらあります。
2020年12月16日
今日はくそ寝てしまった。最近セルアニメ風のイラストをいろいろ考えているのだが、かなりいい感じになってきた。80年代後半のセルアニメ再現において、自分より再現度の高い人はいないのではないか(まあ描いている人を見たことないってだけですが)。そこでクリスタで使ってる技法を文にまとめた。
(17日は書き忘れた)
12月18日
通話しながら初音ミクの絵を描く。80年代のポスター風なんだけど、背景をそれっぽくできたなあ。ただもっと粒子感をだしてアナログのエアブラシに近づけたい。
テレビで動くガンダム起動式やってるのでみる。足が接地しないのは問題無いんだけど、肩が横に可動しないのがガッカリ。やはり、腕を広げられないと、表現力がひどく狭く感じられる。技術的にそうとう頑張ってるのはわかるんだけど......。
番組は中継に挟まってガンダム好きの芸能人がいろいろ言う形式だったんだが、そこに出ている人が「感動」って言葉を繰り返しつかっていたのが嫌だった。TMレヴォリューションの人が「スポーツとかがコロナで中止になるなか感動を与えられた」とか言っていて、ああガンダムも「その枠」になっちゃうのか……と思った。
まあ受け取り方は自由だけど、「おもちゃ会社が娯楽のためだけに18mの人間風巨大ロボットを作っちゃった」っていうことはすばらしくバカバカしいことだと思うんですよ。
まだ出来が悪いとはいえ、人類最初の10m超えの巨大ロボットが、宗教でも国威発揚でも軍事でもなく、ただおもちゃとして作られたという事実は覆せない。それは人類の工業技術史のなかであまりなかった、バカバカしく平和な業績だと思う。
それを感動という使い古されたパッケージでしか語れないのはどうなのかしら、と思った。
2020年12月19日
宮本茂が紹介するスーパーニンテンドーワールドの映像を見る。すごい。出来が良すぎて嘘みたいな映像だ(まあ実際に行くころには小汚くなっているのだろうが)。ガンダムに続いて嘘みたいな具現化が流行ってるのか。
バーチャルマーケットに参加。自分のPCじゃunityが動かないため準備はほとんど人任せだった。デスクトップ版を急遽入れてみたら結構遊べた。すごく楽しいねこいつは。コミケのようでもあるが、一部は文化祭のようでもあり、そして一部の企業ブースはほんとうによくできたVRコンテンツを作ってる。混沌じょのいこ。
2020年12月20日-21日
今年のふりかえり記事を書く。こうやってリザルトを出してみると、もっと頑張れただろ!と柄にもなく己を叱咤する気持ちになるね。
なんとなく月別で区切ってみたが、そうすると自分の移ろいの激しさが実感できた。
自分はやりたいことが起きるとわりとすぐ実行するタイプなのだが、一瞬でスパっと切れて全然触れなくなってしまうのです。プログラミング、CG、LIVE2D、いろいろ手を出したが、人に誇れるようなものは何もできないまま飽きて一切さわらなくなってしまった……。まあちょっとした小技的なのを蒐集するのは悪いことじゃないけど、芯となるものがないのだな。
ゲームこそは頑張ります…頑張らさせてください!
2020年12月22日
通話しながら散歩した。久々に昼に外に出た。天気がよく、住宅街さへ美しかつた。
私は写真を撮るときは絵を描いたりするときの参考になるように、「気になった対象物+周りの風景(背景)」を入れるようにしているのですが、ちゃんと写真としてみられるような切り取り方も学びたいものである。
制作したモデルをアップしてもらったのだが盛大にミスってた。いやーん。
ネットに公式であがっていた今回のM-1の動画をみる。あんま面白くなかったね。個人的にはオズワルドのネタが好きだが、後半が広がらなかった印象があるので落ちたのはわかる。でもほかはどれもネタに妙味がなくてイマイチ。話芸的スキルだけなら落語聴いた方がおもろいと感じちゃう。
12月23日
病院へ行く。カウンセラーさんにいろいろ話す。人は変えられないので、親の狭隘な生き方を変えることは無理だという前提でいけと言われる。まあ、そうだよなあ……。
アポロチョコのキャラのマンガをこさえる。
犬の散歩中に犬のウンコ拾いながら考えた。ほかほかしてるのが冬の季節感があって雅ですね。
資料としてアポロのサイトを見ました。なんかひとつだけスケール感が違くない?
というか「月のルナタウンに住んでいる」という設定が上部に書いてあるが、アポロちゃんたちはこの「おつきさま」の皮膚に住んでいるってことなのか?それともアポロちゃんたちの棲む月と「おつきさま」は別なのか?オイラもうわかんないよ。
『ナニワ金融道』を読む。めちゃくちゃ面白い。半沢直樹と闇金ウシジマくんを足して割らなかったくらいの面白さ。いや、違うな。いままで見た金融モノ(多くはない)には無い、なにか達観した社会に対するまなざしがあって、それがすごくかっこいい。
でもそれを象徴するような、作者の代弁をする登場人物はいなくて、ゼニのなかで苦しむ人々の織りなす物語がかもしだす。話のつくりが壮絶にうまい。
あと有名ツイッタラーに「肉欲 肉欲企画」って人がいるがその元ネタと思しき肉欲企画が出てきて感激した。しかもその肉欲棒太郎という人物がめちゃくちゃいいキャラなんだな……。
あとバブル崩壊後のやさぐれた経済観みたいなのが見えるところも良い。そしてその無希望の経済をここ30年日本は抱えているのだ……。
まえに『笑ゥせぇるすまん』の2019年の新アニメが(出来はいいのに)流行らなかった理由として、「高度成長期~バブル期のうわついた人間の心の負を描いていた作品が、今の実数値で衰退していく日本に合うわけないだろ」って意見をネットで見たんですよね。
だとすると、『ナニワ金融道』はまだ当面は面白い作品でありつづけるだろうなと思った。この手の作品にありがちな女性の描き方のひどさも少ないし(というか女性がほぼ出てこない)。
スキマでほぼ全話無料配信中でやんす。
12月24日
生活リズムが安定せずクソほど寝ちゃう(だいたいナニワ金融道のせい)。同じようにクソほど寝ちゃってる犬(11歳)をめでる。かわいい。
しかしなにも生み出さないまま愛玩されるだけの存在として死にたくねえなと思う。というか自分は愛玩される対象ですらないし…。
安倍前首相の会見を見る。なんども堂々と答弁していた件について安倍さんは実は全く知らなくて、秘書が全部隠蔽していたという。安倍さんはそれを鵜呑みにして事実と異なる答弁をしてしまったそうだ。ふしぎなことがあるものだ。
ただ今までも、日本の歴代の大物政治家の秘書はことごとく嘘つきで、なのに政治家から全幅の信頼をされているのだ。そしてその悪の秘書を政治家側が訴えることもないのである。ふしぎだなあ……。もしかしてこれって妖怪かコミンテルンかフリーメイソンかガミラス星の陰謀なのではないか。
そうでもないと説明がつかないことが政治の不祥事には多すぎる。この世界は狂っているから正気でいてはいけないのかもしれない。
にょ