九州一座目は高良山

お久しぶりです。バタコです。

今、仕事の関係で福岡に来ています。
初めてちゃんと親元を離れての一人暮らし。
実家にいた頃より圧倒的にフリーの時間が増えました。
通勤も以前の1/10くらいの時間で済むし。
暫くは暇な時間使って、日々のあれこれを書いていきたいと思います。
親類への近況報告も兼ねて。

仕事のことは傍におき、昨日久留米のオルレを一人で歩いてきました。
オルレとは、韓国の済州島の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味。里山歩きの感覚に近いでしょうか。私の旅スタイルに合っているな、と思い早速、久留米のオルレに行ってみることに。
オルレの存在を教えてくれたのは、最近知り合ったN鉄社員のオジサンたち。今度、会社の登山会に連れて行ってもらう約束をしました。彼らとのお話はまた今度。


今回歩いたコースはこんな感じ。

九州オルレのHPより

昨日は、福岡市内も、久留米も30℃超えでした。
平日は、ほとんど運動できていなかったから、暑さよりも運動したい欲の方が勝り、気温を気にせず強行。山の中だったら多少は涼しいのでは??

家を出たのが11頃。西鉄久留米駅に着いたのが12時過ぎ。そこからバスを乗り継いで久留米大学前というバス停を目指します。家から大体1時間くらいかかったかな。

歩く前に、腹ごしらえ〜〜、ということで久留米大学前駅近くの雰囲気良いお店に入りました。おじいちゃんとおばあちゃんが二人で切り盛りしているお店。
うどん定食650円。うどんがヤワヤワ〜〜。

さて、歩きましょう!
日差しがヤバめなので、つば広帽にサングラスで完全防備です!


最初、高良(こうら)大社の石鳥居がこんにちは。

あ〜〜、初夏の田舎道最高。
雑草に食われる民家
この一帯は庭園風になっている。
残念ながら朝顔は枯れていた。


山道はこの辺から。
第二の鳥居の下で挨拶を交わした女性と、この後も山頂まで追い越し、追い越されの密かなバトル(?)が繰り広げられるのです。綿の服にサンダルという普段着にも関わらず、その足取りには目を見張るものがありました。

第二の鳥居、こちらも立派。
木漏れ日が癒し。
ここの石段は登りやすい。

オルレには、定期的に様々なアトラクションが配置されています。配置されているというか、そういうポイントを上手く繋げているのがオルレなんですな。よくできている。山嫌いな人でも楽しめそうだ、これは。

満開!!
柄にもなく自撮り。盛れた??


そうそう、オルレのルート上には、こんな感じの標識が立っています。基本、この標識頼りに歩いていれば迷うことはない・・・が、ちゃんとした山道なので、手元に地図は必須でしょう。


上りに1時間ほど、で!この絶景!!どひゃ〜〜。
筑後の初夏でございます。見えますね、筑後川。

標高312m

山頂近くには、売店の軒先で涼むばあちゃんと子猫ちゃんたちがいました。

ばあちゃんは、膝の上で黒猫の目ヤニを拭いています。鼻もぐずっているそうで、なんだか可哀想。猫だって調子悪い時はありますよね。足元の猫ちゃんは、足を骨折しているようでした。弱ったもの同士(ばあちゃんは元気そうでしたが)、寄り合って健気に生きていました。二匹とも、早く元気になりますように。


生き物と言えば、他にも普段見かけないものを発見しましたよ。

いかついムカデが小さなハエに食われている
青いトンボは初めてみたかも。オオシオカラトンボかな?


山から下りたところに、池があり、そこに、魚肉ソーセージが刺さった葦が風に揺れていたのですが、これは一体・・・!?

「ガマ」という植物だったようです。ソーセージの中にたくさんの綿毛が詰まっているんだって。


もう一つ。先程の植物の根元に、ショッキングピンクの餅みたいなものが着いていたんですが・・・これは、何かのサナギ?それとも人の悪戯??
正体はこれっぽいな。

遠くから撮影


あ〜〜楽しかった。
ほんとは、久留米シティプラザで演劇を見るのが今日のメインイベントだったんですが、そっちよりオルレの方が面白かった。

久留米の商店街もぐるっと歩いてきました。
福岡市とはまた違った雰囲気。見た目のいかついお兄ちゃんがたくさん歩いていました。

昭和だ〜〜
雰囲気ある路地
まだ使われているのか?
夜もうどんを食ってしまった。中華うどん600円
ごちそーさまでした!


ということで、久留米オルレの旅はこれにて終了!
また気が向いたら書きにきます!

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