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帰ってきました。

こんばんは。

昨晩のフライトで日本に帰ってきました〜。

そして、無事に帰宅。

ようやく長旅が終わりました。

今日は一日、旅中の病気(エコノミークラス症候群とコロナ感染)についての保険金請求手続きをしていました。トラブル続きで旅後の事務処理がちょっと大変です😅 幸い、(まだ?)時差ボケはない感じ。


心配だった日本入国手続きは、問題なく済ませることができました。

数時間は待たされるかと思っていたんですが、飛行機から降りて1時間半くらいで解放されました。

早く出るコツは、

・アプリのインストールをちゃんと済ませ、特にMy SOSでの、書類登録や、質問表記入は入国前に終わらせておくこと。

・飛行機、なるべく前の席に座っとく。通路側。

かな。


あれだけ心配していた出国前72時間のPCR検査結果証明書は、ほとんど確認されませんでした。😭 72時間前にできているか、計算機まで使って、何度も確認したのに。日本に入ってから一度も見せてないぞ!!


日本出入国時のコロナ関連の審査は、他の国に比べて厳しいと思います。

入国時に求められるものが大変多い。

アプリのインストールに、例外なく出国前のPCR検査と陰性証明書、到着時のPCR?抗原?検査、航空機内での質問書の記入などなど。

日本を出る時、「どこの国で出入国するにしても、コロナの書類のチェックに例外はないですから」とカタール航空社員に釘を刺され、めちゃくちゃビビって渡航したのですが、ヨーロッパでの国の移動では、さほどコロナ規制で苦しむことなく旅を続けられ、やはり日本に出る入る、が一番シビアだなあ、という印象を受けました。


出国の時もヒヤヒヤした思い出があります。

それは、ドイツ入国に必要だった、web上でのワクチン接種証明の提出について。空港チェックインまでにドイツ政府にワクチン接種証明を送らなければいけなかったのですが、こちらのデバイスに不備があったのか、期限までにそれを済ませられなかったんですね。でも、手元にはちゃんと自治体が発行した公式の証明書がある。まあ、これを空港で見せればなんとかなるか、と思ってカウンターに行ったのですが、そこでweb申請を済ませていないと飛行機には乗れませんから、と一蹴され、急に雲行きが怪しくなります。「いや、でも、数日前にweb申請試みたんですけど、途中でページが動かなくなって、証明書をアップロードできないんですよ…、昨晩、ドイツ政府にもこの旨メール送っているんですが、アップロードが確認できないって。」と泣きそうになりながら、航空会社の人に訴えたのですが、「こちらではどうしようもありません。予定の便に乗れない可能性もありますが、直接、ドイツの出入国管理局(のようなところ)に問い合わせてみますから、少々お待ちください。搭乗までに向こうからの良い返事をもらえない場合には、今回の搭乗はキャンセルとなります。」

ええーー!

頭がクラクラしました。

見送りに来ていた母も、ソワソワしています。というか、状況が全くわからいみたいで、ソワソワというより、???という感じ。

母に状況説明を試みつつ、ドイツの管理局と連絡を取るお兄さんに頑張ってくれ〜と念を送りつつ、迫る搭乗時間にダラダラと汗を流します。

「搭乗前1時間を過ぎると、例え何かしらの理由で飛行機に乗れなかったとしても航空券代の払い戻しはできません。フライトのキャンセルをしない場合は、ここにサインをしてください。」

と言う同意書を渡され、更に汗が噴き出します。


手元にあった、自治体発行のワクチン接種証明をドイツ管理局に送ってもらったんですが、一度目の返事は、「これはオフィシャルのものじゃないから、ちゃんと日本政府が発行したデジタル版の証明書を送ってくれ」といったものでした。

ええーー!!

これ、オフィシャルだから。紙だからダメだなんて聞いてないっすから。ちゃんと見てください。

と、言いたい気持ちを堪え、カタール航空のお兄さんに、もうひと頑張りしてもらいます。

うわあー、搭乗まで残り1時間切ったよ〜〜、これ本当に乗れなくなるんじゃないのかなあ。しかし、どうしてこんなに面倒なことになってんだよ!(怒

半ば怒りモードに入ってしまい、隣にいた母に、その感情をぶつけてしまっていたかもしれません。ごめん。

嗚呼、初海外旅の夢は夢のままで終わってしまうのかなあ、と意識がぼんやりしてきた頃、カタール航空のお兄さんが、厳しい表情をきもち緩ませ、こちらに向かってきました。

「あなたの提出した証明書が管理局で受諾されました。これで飛行機に乗れますが、ドイツ入国時の審査では別の管理官が書類の確認をします。その際にこの証明書がはねられる可能性も否めません。それでも搭乗しますか?」

という、条件付きの承諾を得ました。

むむ、こっちは必要書類は揃えてきたんだが。この、自治体発行の証明書の効力がそこまで無いということか…?随分おかしな話だが、ここまで来ておうちへ帰ります、なんて、そんな馬鹿なことはないぞ。

「行きますとも!!」

と答え、なんとか飛行機に乗れたのでした。

んで、ドイツでの入国審査は、カタールのお兄ちゃんが脅した程、厳格なものではなく、「どこから来たの?」「日本」「ワクチン接種証明書は?」「これ」、だけで入国スタンプポン!

そのあっけなさに腰が抜けそうになりました。


大分ややこしい話でしたが、つまるところ日本のコロナ出入国審査が異様に厳しかった、ということです。

ヨーロッパでは、国によっては飲食店で必ずブースター接種の証明書提出か、当日中の陰性証明書提示が必須なところもありましたが、出入国に関しては言うほど厳しくない。

日本のやり方、他国のやり方、どちらが良いのかは判断つきませんが、コロナ禍での国を跨ぐ移動は、想像以上に時間もお金もかかってしまうことがよく分かりました。

でも、かかったコスト以上に、たくさんの経験をできたことも事実なので、これ以上は何も言えません。

こうして、元気で戻ってこられたことだし。帰れる家があることに感謝。


長いこと、この旅日記にお付き合いいただきありがとうございました。

日記について、沢山リアクションをもらえて励みになりました。

エコノミークラス症候群や、ベルリンでの長い滞在についてはまた今度書きにきますね。

それでは皆さんごきげんよう〜〜。










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